はじめに
もう覚えている人もいないと思いますが雑談・雑感に特化した自分投稿企画「長文失礼いたします」を久々に書いてみようかと思いました。実は前回の投稿で気になるコメントをいただいたので自分も久々に考察してみようかなと思った次第です。
投稿のテーマというかネタができたと喜んでいたりもします(おいおい!)
いつもの日記で扱うのはちょっと違うかなと思ったので雑談・雑感中心に取り扱うこちらの企画で投稿しようと思いました。
※タイトルの通り長文になります。
適当な隙間時間、待ち時間、時間が余ったなというときにでも読んでください。
その程度のスタンスで感想を書いていきたいと思っています。
雑談、雑感。熱心に読む物ではないです🐘
めんどくさいよ~?
やりますよ(所ジョージ口調)
この流れも久々(笑)
もともとアーケードゲームは何故こうなった?
今回のテーマというか雑談のネタです。
というところからなのですが、まず当時と現在では社会背景、経済が異なると思いました。
これはあくまでも個人の意見ですが、なんだかんだで当時はまだまだ大戦バブルでGO!だった時代だったと思うんですよね。
前回の投稿で因幡さんとも話していて当時の覇王デッキ。
復刻曹操が入ったデッキ(5枚号令)がカードショップで10万前後の値段で売られていた時代と言えば、本当にバブルだと思う人もいると思います。
公式の20周年記念の配信で流れた初代三国志大戦の試合。
ここにでてきた程昱。コスト1武力1の槍兵。士気2の反計。レアリティもUCと低いのですが、それが1万円したという話を聞いて、そういえばそうだったね。と笑って聞いていました。
今の英傑大戦から入った人は「ええっ?!デッキに!!」て思うかも知れませんが、今とくらべても当時はまだまだ景気が良かった時代でした。
当時のレート価格、今とは違うカード排出の違い、カードショップでの価格設定といろいろとあったと思いますが、何にしてもそのぐらいの価格を店側が付けて販売しても購入者がいたという事実があったことです。
つまり、みんな今よりもお金を持っていた。
このみんなというのは中間層。中流家庭と呼ばれる上級でも下級でもない経済的にも困らない中間層が多くいた時代だと思います。
現在のように中間がなく、貧富の差が叫ばれる世の中ではなく、その中間層がみんなお金を持っていた時代だったのだと思いました。そして、みんなよくお金を使ったのだと思います。
ゲームで「勝つこと」という体験、その価値自体の揺らぎ
大戦の料金仕様も時代の流れに合わせた方向へと舵を切ってきたと思います。
初代三国志大戦の時の料金は1試合300円から始まり、勝利進軍というものがあって1試合目を勝てば2戦目は200円、2戦目を勝てば3戦目は100円と勝てば勝つほど投入する料金が減っていきました。
トータル3試合1セット600円ではあるものの「勝つこと」という体験をお金で実感できたと思います。
しかし、現在の英傑大戦においてゲーム料金は1プレイ100円から。好きな武将探索でも200円。ブルジョワ進軍で500円。というレートへ変わりました。
これはゲームを通しての競争社会(現実もそうですが)が徐々に薄れ、頑張らなくてもいいよね。そんなに頑張っても報われないよね。と醒めた時代の価値観もあるのかな? SNSの悪いところが出てきてる気もしますが。
言葉を選ぶなら「推し活」を筆頭にゲームプレイの楽しみ方、目的自体の多様化が進んできたのだと思います。
何がなんでも勝たなきゃならない。お金を損をするといった昔の価値観が揺らいでゆき。
そもそもゲームなんだから頑張らなくてもという醒めた部分があると思います。その反面、個人の承認欲求の方が強くなってきたなと感じました。
ゲームで「勝つ」、ゲームが「強い」「上手い」という代わりにゲームを通じた「いいね!」という共感。個人的承認欲求の肥大がSNSを中心に大きくなってきているのではないでしょうか?
いいね!くれー!!がおー!!
承認欲求モンスターの誕生!!
はどーけん!!ゲーセンへ行く人はみんなゲーマーなのか?
コメントにあったストⅡブームの頃は一瞬で基板代は回収出来てた時代(※)そもそも、ストⅡ、ストリートファイターⅡをどのくらいの人がゲームとして認識していたか?
おそらくストⅡブームの頃、ゲーセンへ来ていた本当のライト層、ミーハーなお客さんは、はどーけんのゲームとか、リュウ、ケン、チュンリーが出てくるゲームぐらいの認識だったと思います。
ブームというのは例えば、そのジャンルに興味がない人でも、そのジャンルの有名人や固有名詞を聞いたことがある、知っているというのが本当のブームだと思います。
つまり、コインを山積みにしてゲーセンへストⅡをプレイするために通う人々も当時、日本全国に大勢いたと思います。しかし、同時にこうしたライト層。特にお金と時間を持て余していたリア充な人々も大勢いて暇つぶしに、ふらっとゲーセンへと足を運でもいたと思います。
こうしたゲーセンへ行ったらゲームあった!はどーけんやろう!ぐらいでゲームするレベルの人々。
勝負を求めるガチ勢とは全く違うベクトルのライトでミーハーな人々。
そうしたゲームではなく暇を持て余してゲーセンへとお金と時間を落としていた層の人々は一体何処へ消えてしまったのか?
※ストリートファイターⅡ カプコンの出した格闘ゲーム。格ゲーというジャンルを作ったパイオニア的なゲーム。
情報サイクルと情報サイクルにおける情報取得の合理化
お金と時間は失ったが情報だけはある。その情報世界の中で「お金」ではなく「時間」を消費する生活スタイルに移ったのかなと思いました。なぜなら、それが一番「楽」な「消費」だから。
現代において生まれたときから情報に囲まれ、膨大な情報はあるものの、余裕あるお金と時間が全く無いという世界に生きていると思います。
SNSの誕生も大きく関係しますが、以前、英傑大戦における情報サイクルが早くて情報処理が追いつかないことを投稿した記憶があります。
公式で発表されたカード情報が、早ければその日の夜のうちにサイクルされ、次の日にはデッキができあがっている。
こうした情報サイクル速度に対しての個人の感情や情報処理が追いつかず、お気持ち表明をしてしまう人も多々いるのが現状なのだと思います。
その情報サイクル自体も合理化され、知りたい情報しか流れてこなくなっている。何よりもそれが日常になってしまい、誰も疑問に思わないのが現状なのだと思います。
具体的にはSNSのシステムであなたが知りたいことだけ、好きな傾向の情報しか表示されなくなっていたりしませんか?
英傑大戦の知名度を上げるにしても、そもそもSNS上の広告で英傑大戦自体の情報へたどり着けなかったりもするわけです。
SEGAが広告を流しても個々の情報サイクルがカスタマイズ化されていて広告を目にすることがない。
おそらく現代社会においてはゲーセンという存在や場所を知らない人も大勢いると思います。
生まれて初めてゲーセンという場所へ行きました。というXの投稿を目にしたこともあるので、何かしらの媒体で触れない限りゲーセンの存在自体知り得ないのが今日だと思います。
昔だったら当たり前だった基礎的な社会情報を知る機会も、情報へたどり着けなくなっている可能性もあるわけです。
これは知りたい情報だけ知って、余計な情報はいらないという情報の合理化が生んだ弊害でもあると思いました。
闇バイトとかニュースにもなり社会問題にもなったにも関わらず、闇バイトに関わった当事者はニュースを全く知らない。
つまり、ニュースも見ない読まない。そもそも社会に興味が無い。だから情報の取得の機会もない。
知りたい情報しか知らない。自分にとって都合の良い情報の獲得しかしない。
こういう状況に陥っている人が事件へ巻き込まれている気がします。
というか騙されすぎだ!
「自分を知れ、そんな美味しい話があると思うのか?お前のような人間に」byジョルノ
そんな簡単にお金が貰えるわけないだろ!
「バカなことやってねえで働け!」by孫悟空
SEGAのアンケートにも毎回必ずあったと思います。どうやって、この英傑大戦を知ったか?
ものすごく重要な質問でSEGAのほうも把握したい情報の取得経緯だと思います。
個々の知る経緯は違うと思いますが、まずは「ゲーセン」を知る。その「ゲーセン」の中に「英傑大戦」という「カードゲーム」がある。ここまでにたどり着くまでが問題だと思いますし、SEGAが英傑大戦を伝えるために取り組むべき課題なのだと思います。
これまでは「ゲーセン」という場所、固有名詞、情報を誰もが知っていた。待っていても客が来た。
ところが現代はそうした情報を知らない。知る機会や手段もおそらくなかったりする。
個人が希望したり、率先して動かない限り情報の方から自然と入ってくると言う状況ではなくなったのだと思います。
何よりも当人が、その情報を欲しているのか?
とかく現代は個人による情報サイクルの取得が容易であると同時に伝えたい情報が伝わらない世の中になってきてしまっていると思いました。
ゲーム観戦という文化
偶に見る話題でゲーセンで英傑大戦をプレイするわけでもなく、ずっとモニターを占拠している謎の勢力……。
それがゲーム観戦勢だ!(本当か?)
ゲーム自体には興味はあるもののゲーム機は持っていない。ゲーム体験もしない。その代わりにゲーム観戦はする。という文化が昨今は生まれてきていると思います。
家庭用ハード等移植等で知名度を上げつつファンを増やしながらアーケードへ繋げる施策をとって欲しいと切実に願っています。
プレイヤー視点で見ると嬉しい意見ではありますが、前提として家庭用ハード、ゲーム機を持っていることが条件になると思います。そうするとゲーム機を持っていない人にも情報取得の機会があるかどうか。
情報サイクルの中で、その情報を欲する機会があるか?
ゲーム自体の開発も大切ですが、どんな媒体でどんなゲーム宣伝をするかが、より重要になっている気がします。
仮に知名度を上げてもゲームに触れるかどうかも別の話になると思いますし、知ったとしても近くにゲーセンがあるかどうか。
上記にも書いたように英傑大戦を知り得ても必ずしもゲームプレイへ繋がるかどうかはわからないと思いました。
ただ、カードデバイスを使って操作し、入力するゲームという意味では唯一無二のゲームなので、このゲーム体験、価値観を正確に伝えることができれば、もっと大勢の方が英傑大戦をプレイするのではないかなと思います。
ゲーム観戦も利用できそうな気もしますし、何か上手い方法はないかな?
なんか折角いい物を作っているのにSEGAの見せ方が下手な気がするんだよな(コラコラ!)
ゲーセンという場所
いろいろと書いてきましたが最後に行き着くのはここかなと思います。
今も昔もみんなが仲良くゲームを楽しむ場所であって欲しいと願います。
てな感じでいいっすか?(軽い!)
この現状が良いか悪いかは別の話だと思いますし、他意は無いです。
少し堅い話題になってしまいましたが自分の見解としてはこんなもんです。
最後まで自分の長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
再見
追記
古の幻獣さん。自身のアンサーとしては最後の方力尽きて、まとめが雑になってしまった感があります🙏
今回の投稿テーマというか考えるきっかけとなるコメントをありがとうございました。
ものっそい強面の人と出会いましたが、同じゲーム(大戦)を通して友人になりました。普段だと避けている人でもゲーセンという空間で同じゲームをすることで知り合いになる。ゲームセンターっていう場所はすごいんだなって感じます。
昔はみんなお金をよく考えないで使いすぎた!(大戦で言ったら自分は今も同じかw)。
今や色んな物が溢れる時代。
ゲーセンにお金と時間を削ってまで自分の欲求を満たしてくれる物はあるのか…?
ソシャゲやら家庭で出来る物で満足出来てしまうのではないか?
そうなるとなかなかゲーセンに足を運んでくれないですな…
それと、今は買い物ついでにゲーセンに寄ってクレーンゲームやったりマ〇オカートやったりとか、お年寄りがメダルゲームやったりとかみたいな気軽に立ち寄る場所になっている気がします(新しくゲーセン出来ても英傑置いていないところもチラホラありますし、その方がお金取れるのかな…)。
大戦は操作が難しいし、知識もある程度必要で敷居が高い!(たぶん)。年数も20年経ってますし初心者はツラいと思います…(初心の章はどこ行った!?w)。
知ってもらう為の宣伝…昔はテレビで三国志大戦の紹介とかもやってたんですけどねえ(はなまるマーケット)。
また紹介されているの観たいなあ…
何にしても、やるやらないは別としてまずは知ってもらう。これですかね。
私も友人がやっていなければ、ほとんどゲーセンに行くこともなく、大戦シリーズを知ることもなかったんだろうなぁと思います。
様々な情報が溢れる昨今では、英傑大戦の情報を広めるって難しいことなのかもですね。
公式はもっと宣伝してくれ!とは思いますがね~。笑
小さんコメントありがとうございます。
ゲーセンは社交場としての役割もありますからな。ゲームを通して楽しむ友人を作るという場でもあると思います。
自分もなんだかんだでゲームを通してオフ会に参加したり、知り合った方がおります。
そういう場を作れるのもゲーセンの魅力であり、強みだと思いました。今後もゲーセンという場所が残って欲しいです。
Chaosさんコメントありがとうございます。
昔と違って娯楽の多様化が進みましたからな。特にお金を使わなくても過ごせる時間が増えたと思います。
逆に時間を過ごせる「場所」は昔よりも減った気がします。どうしてもその場に止まるにはお金が必要になるので。
・
ゲーセンの客層はだいぶ変わったと思います。おいてあるゲームもだいぶ変わりましたが、主にクレーンゲームを目的とした家族ずれやカップルなど、メダルゲームは高齢層が多いですな。
大戦などは今後、知的ゲームの部類になってくると思います。歴史、武将などの知識を学びつつ、ゲームを楽しむ的な。
操作は難しいですが頭の体操のようにもなる気がしますな。
このあたりも売りにできれば、もう少し客層も増えないかなと思います。
・
オールドメディアとか言われていますが、なんだかんだでまだテレビの影響力はありますからな。
広告を打つにしても、どの媒体でどう紹介するかが重要な時代になっていると思いました。
動画サイトなどでの宣伝だとソシャゲーと勘違いされたりしますからな。
きちんとゲーセンの店内画像も入れつつ、筐体の紹介もして欲しいところです。
ゲーム画面だけではわからないですからな。
湯川専務のCM(古い!)みたいに、プレイヤーに社員を使っても良いと思います🐘
べしさんコメントありがとうございます。
奇遇ですな。きっかけは自分も同じでした。あの頃も、なんでゲーセンなんか行くのかな?と思いました。
ゲーセンにおいてあるゲームだからと紹介されたのが初代三国志大戦だった思い出です。
当時はSNSも無かったので、普段ゲーセンへ行かない自分としては新鮮なゲーム体験でした。
・
昨今はSNSなど情報があふれかえっていて、英傑大戦の情報を正確に伝えるのも難しくなっている気がします。
ゲーム画面だけ流してもソシャゲーと勘違いする方も多いと思われます。
きちんと「ゲーセン」という「場所」を紹介した上で、私たちはこういうゲームを作っていること、ゲーセンで楽しむゲームを伝えて行ければなと思います。宣伝次第ではまだまだ新規勢増やすことできます🐘
SEGAさんお願いいたします🐘
因幡〇凸兎さん…?
一体、何色のベンチの人なんだ…???
SNSだけでは得られないプチ攻略情報ですが、プレイしている人の後ろで「fabulous」とか言ってるの楽しいのでオススメです
カードの価格は手に入りづらさが大きかったと思います。
当時はヤフオクはありましたが、
ネットは今ほど手軽ではありませんでしたし、
カードショップも少なかったですからね。
SNSもまだ会員制だったmixiぐらいでしたから
トレードするにしても売買するにしても
簡単ではありませんでした。
それだけ強気の価格設定でも
手に入る手段が無いから売れたんでしょうね。
今は便利になったと思います。
筐体印刷になったので、カードの配列を気にする事なく
自分のスケジュールでプレイ出来るようになり
本当に良くなったなあと思います。
プリンターのエラーは深刻ですが(笑)
ジャスタさんコメントありがとうございます。
久々に会いました。
ベンチ復活しなかった……。ほげー!!!!!
ホームの跡地(懐かしき廃墟)は飯屋になりました。なんてこったい!!
「fabulous」!! 素晴らしい言葉です!!
「ファブリーズ」だと思ったのは内緒(おい!)
greatmuta610kjさんコメントありがとうございます。
ピローカード!! 当時の高レアリティの排出の渋さは異常!!
自分も初代三国志大戦のカードコンプしたのは大戦3が始まった頃でした。
本当に手に入らなかったですな。しかもレートも高い。
・
ネットやSNSの普及は大きな影響を与えたと思います。現在ではないと生きていけない人多いのだと思います。
カードショップもですが、いまやメルカリなど。個人同士の売買も盛んになった印象です。
プリンターエラーに関しては1枚ずつ刷るという自衛をお勧めしています。
自分はこの方法で今年はまだエラーカードには遭遇していません。とはいえ遭遇するときは遭遇するみたいです。
4月にはSEGAも対策というか、本格的な対処をするという噂も目にしました。
何処までが本当かはわかりませんが、カードエラーに関しての対応は期待したいですな。