寒さが和らぎ、春が近づきつつある昨今、いかがお過ごしでしょうか。
新カードが追加されて諸々が暴れたのも束の間、緊急修正があってからはある程度落ち着いた感じはしますね。
王翦を引き続き使おうとしていましたが、効果盛り盛りなのはいいものの、+5で押し勝てず、短いという点から勝てなくなってしまったため、デッキを変えることにしました。
せっかくならあまり見ない面白そうなカードにしよう!ということで、白羽の矢が立ったのは「
天草四郎」です。

事前情報では焙烙の見た目の派手さから盛り上がっていましたが、いざ追加されてみると使われていませんでした。
デッキ変遷の前に、まずは計略性能のおさらいから。
・士気7 江戸幕末限定 自身+7/+5 味方+5 9.8C(知依:0.21C)
・自身移動、兵種アクション不可
・カード旋回位置に知力ダメを与える焙烙を投擲できるようになる 焙烙は城門に当たるとダメージ(5%) 攻城中は投擲不可
→効果時間中に4回まで投げられる。羽扇+山南の計略くらい知力を上げれば5回投擲可能とのこと。
→焙烙の射程距離は戦場ど真ん中から敵城門に届くくらい。争覇増加ライン上あたりで使うと、少し横に動かしても城門に当たる。
・知力ダメージは固定値10係数10(知力1確殺、知力2に85%、知力5に40%)
独特な計略・スペックなので、長所・短所も尖っています。
長所:
・マウント状態で焙烙を避ければ城門攻城、城門を守れば知力ダメージと、かなり圧が強い(特に対マッスル構築)
→海国兵談を使えば、知力5〜6でも確殺できる
・所定の位置で号令を使えば、20%の城ダメがほぼ確定する
→争覇や張り付いている部隊の攻城も入るので、実際はもう少し城ダメが大きくなる
短所:
・移動できなくなるので、敵城前以外では使いにくく、守りの計略が別途必須
・3コス鉄砲が固定なので、デッキ編成が歪になりがち
・3コス鉄砲がマウント役になるため、1回で城を落としきるだけの攻城力が無い
・江戸幕末限定なのでパーツが限られる
・焙烙の着弾までが遅いので、動いている部隊に狙って当てようとしても躱されやすい
・味方は+5なので、同士気の計略と正面からかち合うと溶けやすい
天草四郎の独自の強みは、「
使った瞬間に20%の城ダメが確定する」に集約されると考えています。
焙烙で撃破も取れますが、移動する部隊に狙って当てるのは難しく、副次的なものと考えておいたほうが良いです。
デッキの制約は多いものの、長所が十分魅力的だと感じ、研究することにしました。
1回あたり20%+αは必ず城が取れるため、ざっくり守ってそれ以下に自城ダメを抑え、トータルで勝つ方法を取ります。
・
中岡
王翦などパワーがある号令にあっさり破壊されてしまった。
・山本覚馬入り鉄盛り型

白兵では守れるものの、ラインが全然上がらない。
・土方(局注法度)

天草を切ると全体+9されるため、しっかり守れるが、士気回りや白兵が辛い。
・山南とのフルコン

ライン上げ・守り共に辛く、戦器込みでも
琥軍相手に落城できなかったため、企画倒れ。
さすがに根底が間違っているのでは?となったので、一度前提を見直すことにしました。
守りの貧弱さから守り切れずに負け、というパターンが多かったので、デメリット付きでも守りに採用してみました。
・
相馬

武力15気合+速度1.4倍+斬撃固定値20%は殲滅力十分で、2~3部隊取れるとカウンターも楽々。
ライン上げも気合と疾駆のおかげで少し強引に行けるように。睨み合ってからの水計も強い。
ただ、これでも白兵が少し辛く悩んでいた所、
素晴らしい構築センスと密度の濃い攻略記事でおなじみの、
伏龍殿の覇者主君が配信にて使っていた、
来島+時山のマッスル型が守りも白兵もしっかりこなせて強そうでした。
自分でも使ったところ、非常にしっくりきて今に至ります。
相性がきつい相手にはどうやっても辛いですが、そうでなければ理不尽爆撃で結構勝ててます。
みんなも使おう!天草四郎!
芹沢鴨と組ませた4枚型を使っていたランカーさんも居ましたね
計略による守りと、城門に突っ込んだ際のプレッシャー。
>佐伯 さん
鴨の防衛力は魅力的ですが、3.5コス剣豪とデッキ枠を非常に圧迫するため、ピーキーさが目立つと考え止めました。
端抜けの処理やダメ計が弱点としてプラスされてしまうのが特に痛いです。
残りが2.5コスなので槍1.5馬1にしたとして、1点が硬いだけだと横弓+ローテでざっくり守られやすいんですよね…。