護良親王を試してみている

先日ついに+5になった大塔宮の令旨ですけども
試しに使ってみた感じ、実用的なカードになった気がしています

琥軍初心者向け、という感じですけど、かなり琥軍としての性質が変わるので
対戦者の方の戸惑いを感じられることも多いですね

ところで「大塔宮」ってなに？　役職？
"比叡山の大塔に在されていたことから大塔宮（おおとうのみや）と呼ばれた"
へー（唐突な余談）


○士気6の号令ね
士気6で+5ってなると武力上昇量としては平均的で、よくある号令です
大体、これに何かしらおまけがついてるわけですわな

天下布武：知力Up
宋襄の仁：ダメ軽減とか乱戦Upとか
虎の背中：本人斬撃火力Up

こんな具合ですが、では大塔宮の令旨はそのおまけが何かというと剣2本がもらえる、というわけだ

あと、効果時間がちょっとだけ長めですね（9.6c）

○剣は実質「士気」
琥煌計略って、剣を追加で消費すると計略の効果が強まるわけですが
通常、士気6～8とか払わないといけない効果を、士気5～7ぐらいで得られるって感じで
剣を使うことで士気を軽減している、って感じなんすよね

なので、通常よく見られる士気4の計略で剣を貯めるってのは
「あまり強くない計略で、あとから打つ計略の士気を先払いしている」
「士気バック効果がついてる計略」
という風にも解釈することができます

これでどんな良いことがあるかというと、そのあとに計略コンボをしやすくなるんですね
普通、士気6→士気6みたいなコンボをしようと思うと、かなり何もできない時間が増えますが
士気5→士気5とか、士気5→士気4コンボでいい、となると選択肢や打つタイミングの自由度が高まるわけです

なお、これが「強い計略で、あとから打つ計略の士気を先払いしている」
となると壊れちゃうわけですよ、黒田総理、貴方のことです

○士気バック付きの+5号令、と考えると悪くない
「士気6使って剣2本貯めるとか……」というのが、長く続いてきた大塔宮の令旨への評価ですが
計略効果が普通の号令レベルになった現在では、「剣2（士気バック）がおまけで付いてくる号令」という風に
解釈して良いと思っています


○琥軍の序盤の弱さは払拭される
通常の琥軍は、士気4の剣溜め計略をどうしても打たないといけないことから
序盤が弱く、相手の最初の士気6～7の攻めで大ダメージを受けるケースがありましたが
大塔宮の令旨があると、その弱点は無くなる、と言っていいでしょう

さすがに全体+5があれば、よほどのことがない限り酷いダメージを受けることはないです
この点で、琥軍初心者にオススメのカードとなっていると思います


○使うならどういうデッキにするべきだろうか？
初動を大塔宮の令旨にするとして、その後のプランはどういうのが良いだろう、と考えます

まず、剣3の琥煌計略というのは、試合を通して3回しか基本的には打てません
貯め計略で2本、流派3で2本、流派1で1本の計5本から逆算するとそうなります

しかし、大塔宮の令旨で士気6を使っていると、そのあと士気5の琥煌計略を3回打つというのは士気周りが怪しいです
昂揚をたくさん積んだ上で士気戦器とか持たないと危ういですね

となると

士気5 2回 + 士気4 1回
士気6 2回
士気6 1回 + 士気7 1回

といった士気の使い方になるのかと思って、琥煌計略の一覧を眺めるわけですが
遠距離兵種2枚にしたくないってことで、弓鉄を省いてしまうと
案外選択肢ないんすよねぇ……自分の場合、4枚デッキで使う、という前提もあるからですが


その結果「秀吉かな……」と現在の自分はなっていまして、まぁ悪くないです
いい感じに仕上がったらまた動画にしようと思います


普通の皆様は、5枚編成とかにして、行けそうなときは士気4で剣2本を貯められるようにしておいて
開幕やばそうなら大塔宮の令旨みたいな、そんなデッキをぜひ模索してみてくださいませ