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真田幸村と緋2.5騎馬の考察

by
リシャール
リシャール
〈はじめに〉
この記事は日頃、真田幸村をメインデッキとして使う筆者が、幸村と相性の良いカードを探すためのもので、個人的な感想を多分に含みます。また、性能等は執筆時点のものですのでご了承ください。



○2.5騎馬
幸村デッキに2.5コストの騎馬を入れるということは、高コスト騎馬の突撃による殲滅力を重視した選択となります。また、幸村と合わせて6.0コストを占めることになり、残り3.0コストしか余裕がありません。そのため、4枚デッキになりやすいのが特徴です。



・SR夏侯惇 緋2.5 馬 8/8 気
文武両道の良スペックに気合も持つ。計略は武力-5/知力-4の妨害陣形で、そこそこ長い効果時間と気持ち大きめの範囲が特徴。士気5計略としては優秀で、派手さはないが、裏に仕込むには良い計略。ただ、計略は楚成王とダブる部分があり、同じ士気ながら向こうは自身の武力と速度を上げつつ、跳躍による武力ダメージと跳躍のたびに塗り陣形を置けるというメリットがあり、計略面では劣勢。楚成王より長い効果時間と僅かに高い武力低下値、そして知力低下、本人の高い知力に利点を感じれば採用できる。


・ER曹操 緋2.5 馬 7/10 伏・昂・技 
武力は物足りませんが、高知力かつ優秀な特技も豊富。計略は武力+3が40Cと長いが、士気7と重いので、幸村のサブ計略というよりはメイン計略になりがち。幸村とうまく使い分けできれば採用の余地はあるが...。


・SR張遼 緋2.5 馬 9/7
無特技ながら、同コスト帯最高武力かつ、高めの知力を持つ良好なスペック。伏兵処理もなんとかこなせる。計略は、戦場の部隊数に応じて変化し、4部隊以上で武力+5・速度+100%・突ダメ+12%、3部隊以下で武力+7・兵力+60%。前者は殲滅力が高く、後者は守りに強い。幸村と組むときは4枚デッキになりやすいので、4部隊以上で打つときは部隊管理が重要になる。


・R郝昭 緋2.5 馬 8/7 先
開幕50CまでならSR張遼を僅かに超える良スペックだが、後半は物足りなさが残る。計略は23.3Cと長く、兵力15%回復ごとに武力が+1される。計略の特性上、回復計略を仕込んだり、城砦流派2を発動させたいところ。また、効果時間とは別に追加分の武力上昇に効果時間が設定されていて、そちらは17.5Cと少し短めなので気をつけたい。スペックは他に優秀なものがあるので、計略採用できるなら。


・R平盛国 緋2.5 馬 8/4 技・先
先陣があるので、開幕は良いが、後半はかなり見劣りする。技巧を持つのは曹操と盛国だけで、技巧を重視するようなデッキにも入れれる。計略は武力+5・速度+80%で張遼や板額御前に見劣りするが、最大の特徴は士気+4の士気バック。計略の特性上、効果終了時に平盛国が生存していないといけないので、迎撃やダメ計に弱い。幸村が高武力の疾駆持ちなので、しぶとく喰らいつけるのは迎撃面ではメリット。士気バックによる継続的な攻めや、士気差を作るようなデッキにしたいのであれば採用の余地がある。




・R前原一誠 緋2.5 馬 8/8 昂
計略が江戸幕末限定かつ、スペックも他より劣るので不採用


・SR項燕 緋2.5 馬 8/9 昂
文武両道スペックで伏兵を踏める。計略により、幸村の武力は+7に兵力は50%回復(項燕は武力+5/兵力+30%)するので、そこだけ見れば相性はかなり良い。しかし、計略の都合上、デッキ全体としてのパワーを上げるために3枚デッキになる。


・SR鄧艾 緋2.5 馬 8/9 伏
高知力伏兵かつ、そこそこの武力でスペックは良好。計略は騎馬中心のもので、高コストの幸村にかけれないので相性はイマイチに思われるが、1部隊がけや2部隊がけを裏の手として使うのなら。なお、1部隊で武力+8/速度+100%/撃破ごとに40%回復、2部隊で武力+4/速度+70%/突ダメ+6%。


・R楚成王 緋2.5 馬 9/4 疾
執筆時点で唯一の緋の疾駆持ち騎馬。同コスト帯で最高武力ではあるが、知力が低いので伏兵やダメ計で一発退場になることも。計略は士気5計略にしてはかなり優秀で、自身の武力(+3)と速度を上げつつ、跳躍による武力ダメージ、計略発動地点と着地地点に武力-4の妨害陣形を設置する。塗り陣形なので、相手の帰蝶の計略などを上から塗り返すことができるのも特徴。キーカードが奥で鎮座している法正・源頼光・斎藤道三(拠点)などに急襲を仕掛けれるので相性が良い。


・SR板額御前 緋2.5 馬 8/6 昂・先
先陣持ちで開幕の伏兵処理もギリギリでき、高コストの昂揚持ちでスペックは及第点。採用するなら計略ありきで。士気7と重いながら、武力+6・速度+100%に麻痺矢が打てるとてんこ盛りの性能。単体超絶計略や騎馬単などに有利なので、そのような相手を想定するなら採用できる。



〈最後に〉
私は現在、幸村デッキに2.5コスト騎馬を採用していて、板額御前→楚成王→張遼とデッキを変えてきました。
どれも一長一短があり、板額御前を使っていると計略の士気が重く、素武力と軽い計略が欲しくなり、楚成王を使っていると伏兵を踏める知力が欲しくなり、張遼を使っていると、相手の槍壁を跳躍して突っ込めるカードが欲しくなります。負けた対戦も「2.5騎馬が○○なら...」という思いになることもあり、非常に悩ましい枠です。この辺りは環境を見つつ、流行のカードに合わせて変えていく必要がありそうですね。
作成日時:2024/11/27 23:33
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