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有名君主の猿真似ワラデッキを使って黄蓋、胡傷の強さを知る男

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座高市
座高市
 新バージョンも目前、プレイ頻度それなりで負ける頻度の高い自分のようなプレイヤーは未だにいわゆるフリマ帯という所に入る事もなく、だらだらと遊んでいるような状況となります。
 どうせ環境デッキを使うなら司馬昭入りの琥デッキでも練習すれば良いだろ! と思うかもしれませんが、あれは少し前に使って剣5本なのに司馬昭を打っちゃう、計略をケチってまともに剣が溜まらないとろくに使いこなせなかったので、別のデッキでも気分転換に使ってみようか、となった次第です。項羽デッキもそれなりまで完成度が高まったんですけど、その日の対面に応じて正解の項羽の型が変わり過ぎる点から一回お休みと相成りました。

 今回百十万石に入るまで使っていたデッキがこちら。いわゆる王齮ワラというジャンル。
 そしてたまにはうまい人のデッキでも真似してみようという事で、以下の配信を参考にデッキを作っていました。


 つば君主の王齮ワラです。
 以前使っていたデッキでは池田せんを採用していたのですが、池田せんを採用していた方だと何ともうまくいかなかったので良いカードが無いかな~と思っていたら黄蓋、胡傷入りのデッキを見かけたので試してみたらメチャクチャ使いやすく、かつ勝ちやすかった。今回はこのデッキを自分なりに少しいじったデッキをテーマに、胡傷の覇進戦法のメモでもしておきます。
 あと百十万石くらいの話なので、何か違うよ~という所があればご指摘等お願いします。
 

 なおいじった部分は諸葛瑾を華陽太后に、周姫を阿波局にした感じです。
 火計が覇進の祈りになっていたり、伏兵要員が槍から弓になっている辺りで対応できる範囲が変わっていると思われます。こういう企画をやるなら構築も全部パクれよという話になるかもしれないけど、槍3だとどうも足回りが怖くて弓2枚にしてしまったんです。すみません。今にして振り返ると華陽太后を朱治にして阿波局を周姫にすれば限りなく近い形に出来たな
 とりあえず自分は華陽太后入りで当分頑張る予定です。

覇進戦法の強さその1~城ダメージ8%分のやり取りが出来る~

 覇進戦法は相手が攻めて来た時に使えば覇道を押し戻して争覇分のダメージを減らせるのが大きなメリット。逆にこちらが攻める分には覇道を進めて、8%分の城ダメージを取る事が出来ます。
 この8%という数値が見た目以上に重いです。変に士気をケチるよりも雑に士気2を使ってその場をしのぐ、あるいはとりあえず8%だけリードを取っておくのが、試合の決着時に大きく効いてきます。
 

 とても極端な例だとこんな感じ。こちらの被争覇ダメージが8.40%と半端なのは対面が司馬師司馬昭で、琥流派1の敵城弱体を受けている分の余剰になります。
 これは胡傷を活用して争覇ダメージを減らし、かつ王齮の広漠なる戦の追加効果である争覇ゲージが増加しやすくなる効果を活用して4回分の争覇を入れた成果です。争覇ダメージだけで約4倍もの差が出来るのはバカにならないなと思いませんか?
 士気2で出来るアクションとしては相当強く、なるほどランカーの皆様が覇進戦法を連打しているんだなあと実感した次第です。

覇進戦法の強さその2~武力8になる~

 何を当たり前の事をと思うかもしれませんが、士気2を使ったら武力8になるのがすごくうれしい。
 当然武力8にしておくと撃破されづらくなるので、主に守る際に安定感が増します。士気2で覇道が進む、武力は8になって守る時は相手の攻城を止めやすく、攻める時はこちらの攻城が通りやすくするような働きも期待できます。

覇進戦法の強さその3~士気溢れ、渾身調整、コンボにも使える~

 覇進戦法は士気2なので、困ったら使っておくと士気溢れを避けられます。あと士気2なので、紫の渾身系カードと組み合わせる際にもとても便利。ここを上手に使っているのがつば君主で、ゲーセンでプレイを後ろで眺めたり、配信で動きをチェックしたりしていると士気溢れ対策にめちゃくちゃ使っている。
 

 例えばたまにつば君主が使っているのを見かけるこの構築をデッキたらしめているのは、胡傷の働きが大きいでしょう。もちろんプレイスタイルとして必要に応じて攻城術を使うとか、挑発するとか、全ての計略を効率よく使えるのが大前提ではあるのですが。さすがにこれを真似する気にはなりませんでした。
 コンボに使えるというのは主に嬴政との組み合わせ。まあこれは登場当初から言われていたのでわざわざ言及するまでも無いでしょうが、念の為。

ワラデッキの立ち回りを見て盗んでみよう

 とはいえデッキの主軸をパクっただけではどうしようも無かったので、立ち回り面も多少見て学んでおります。
 ここからは見ていて、また使って気付いた点の列挙です。

最初にリードを取って黄蓋の価値を高める

 ワラデッキの構築を見ていると大概伏兵が2枚いて、その2枚は最初にぶつけて初動である程度リードを取りにいくような使い方をしている場合が多く感じました。自分はこれまで使っている時に守りで使っている場合が多かったけれども、それでは結局後から城ダメージを取る事が出来ずにダメージレースで負けてしまう、という例がかなり多かったです。
 あと最初に攻めておくとこちらから能動的にアクションを取れるので、結果として流派も溜まりやすくなる印象も受けました。
 

 そしてリードを取っておくと、後々で黄蓋や簡雍の持つ攻城力が上がる計略を相手が無視できなくなるのも大きなメリットだと感じました。
 後半戦で攻めたいのに武力10の黄蓋の対処に回らなければならなくなる、そして対処に回させているうちに他の攻城が通ったり、王齮の突撃が通って相手が撤退したりする。もちろん無視して攻めてきたらそれが決定打になって勝つチャンスも摑みやすくなります。
 士気4の消費が結果としては号令よりもコスパがよくなるか、単にドブに捨てるだけになってしまうか。それを決めるのは状況次第だという事がよく分かりました。
 
操作を頑張る所を決める

 操作を頑張る所を決めるのはワラデッキを使う上で大事だよ~という話は各配信で聞いてましたが、このサンプルデッキにおいては大体やる事が決まっているので操作の頑張りどころも分かりやすい訳です。

 黄蓋 華陽太后⇒両端を延々走らせる 操作優先度3位
 胡傷 阿波局 ⇒前衛が生きている間は弓を撃てる位置で放置 攻勢が途切れそうになったら攻城に向かわせる 操作優先度2.5位
 小喬     ⇒マウント要員 操作優先度2位
 
王齮     ⇒マウント要員+敵部隊への攻撃要員 場面によっては攻城させる 号令時は操作優先度1位

 
槍兵は操作の優先度はとても低い。相手が騎馬単であるとか、どうしても計略で連続で覇道を進めなきゃいけない、あるいは攻城術で攻めたい時だけ操作する。
 弓兵は弓を撃てる位置で放っておきつつ、何かしらのカットインが入ったら少し位置をずらして走射だけさせるくらいの意識。ただし胡傷で守らなければならない時やあと少しで争覇ダメージが取れそうな時は割と操作するし、阿波局の計略もたま~に使う。弓で守城を行う場面もあるので優先度は少し高い。
 小喬はマウント要員で、伏兵が解除されたら動かす機会も多い。いざという時に城に戻って守城を行う場合もあるので、意識を高めに持つ。
 王齮はデッキの軸であり、突撃を何度も出して相手を撤退させればさせるだけ盤面が有利になるので、一番頑張って操作する。

 上記の意識でプレイしていくと、見た目よりも簡単に使う事が出来ました。馬2枚のデッキというのもそれまで項羽デッキで項羽+馬4枚とかをメインで使っていたのでそれよりは楽な印象です。

城塞流派1も使う判断をする

 城塞流派は大抵2番目の「城内強化」を選びがちだし、大体城内強化をやっとけば困らない所はあります。ありますが、うっかり攻められた場合は早めに城塞流派1を使っておく判断をした方が良い場面も多かったです。
 城ゲージが残り50%になってからおっとり刀で城塞流派1を使ったところで結局軽減した旨味が無かった、という事も割とあります。しかし100%のうちに早めに城塞流派1を使っておけば、城ゲージが残り50%になるまでに受けられる猶予も増えるし、猶予が増えれば最終的には城内強化も敵城ダメージも使えるまで試合を長引かせて勝つことも出来るかもしれない、という意識が大事だなあと思います。まあそう書いといて初っ端城塞1をつけたら大してダメージも受けないまま最初から城内強化しとけば良かったじゃん! みたいな事もよくあるんですけども

全滅する場合は攻めるごとに何かしら傷跡を残す

 ワラで攻めたらうっかり全滅してしまいましたという事はあるのですが、相手がすぐにカウンター出来ないくらいにダメージを与えて全滅する分には大丈夫だな、という事もワラを使っている時の気づきの一つでした。
 例えば4枚デッキ相手に攻めた時に、最終的には全滅してしまったけど相手のメインの号令役を撃破していてすぐカウンター出来ない状況にした、あるいはメインの号令役は生き残っていたけども他の2名は撃破していて前に上がるには足並みが揃っていない、という状況を作れていれば意外と再起を使わなくても何とかなったりするもんだな、という話です。
 現実的にはそんなうまくいかないんですけどね。

まとめ



 最後に動画をいくつか撮ってきたので、こんな高論卓説しておいてどんなプレイをしてるんだ、という事をご確認ください。自分よりもワラが百億倍くらい上手い方もたくさんいるでしょうから、そのような方からのアドバイス、ご指摘等もお待ちしております。
 以下補足。

 一戦目 VS久坂玄端&平盛国4枚
 基本的にはやりたいようにやれている試合ですが、最後の最後に海国兵談からの火計で一転大ピンチに。それくらい想定しとけよと言われたらぐうの音も出ないのですが、範囲的に王齮と阿波局くらいしか焼かれないかなと思っていたので範囲の広さに驚愕。
 最後の我慢のターンで覇進戦法と覇進の祈りを連打している辺りで、8%を守るのを頑張っている感が窺えるかと思います。そこまで頑張らなくてもリードを守れたのか? という事を改めて検討するのは難しいですが、何もしていなかったら8%の争覇ダメ+渡辺通あるいは小早川隆景の攻城が通って危なかった……かもしれません。
 
 二戦目 VS沖田総司ワラ
 これもラスト10cくらいまで理想的な展開を維持しているように見える。胡傷の弓操作も中々頑張っているし、覇進戦法での争覇ゲージのやりとりも分かりやすいのではないでしょうか。
 最後の最後になんか三段突きで逆転されかけているのはもう油断しきっているとしか言いようがありません。そういう所だぞ。

 三戦目 VS司馬師司馬昭
 Ver2.1.0Fのテンプレデッキ戦。
 最初の方に書いた争覇を4回取った試合で、攻城自体が通らなくても前に出し続けたのが功を奏した感がある。32c頃に司馬師と王濬を取れたのも、最後の攻めのターンを遅らせるのに一役買ったように見えます。あと最後の最後に黄蓋が城を殴り過ぎというのも見所です。見返したらあそこの壁攻城3回だけで40%も城ダメージを取ってるんだから大したもんだ。
 あと視点全般に言える事だけど騎馬が剣豪で斬られて痺れすぎじゃないですか? 何が一番意識して操作してるじゃ!
作成日時:2024/09/14 17:15
カテゴリ
蒼軍デッキ
コメント( 2 )
べし
文士
文士
べし
9月14日 23時20分

ワラで2騎馬を操作できているのが凄いです。

座高市
座高市
座高市
9月15日 1時22分

べしさん
コメントありがとうございます!
割と練習したので騎馬の動きも大分マシになりました。
今でも普通に刺さる時は刺さるし、ワラの人がよく使ってる覚明は全然使えないのでまだ修行中です

べし
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