前回、まあまあ閲覧数が行ったようなので、カードフレーム編もやってみる。
仕様考察的なお話:
カードフレームによって、キラ部分が違う話を前回ちらっとしたわけだが、
トロピカルサマーで解説してみる。
キラは2種類で印刷される仕様のようだ。
分かりやすいように、元の状態とカラー部の強調表示で比較できる画像を用意してみた。(雑だが)
右画像の色分けについて解説すると、
赤:純キラ
黄:ディザリングキラ
となっている。
塗るのが面倒だったので省いたが、
植物のアウトライン部分も全体的にディザリングキラ加工となっている。
これはカードフレームに限らずERでもキラとディザの設定されているようで、
たとえばER韓信を見てみると、
背景は純キラ
乗っている龍の毛・鱗部分、鎧の金属部分などはデザリングキラ
となっていることが分かる。
(そもそもディザリングって何よ?という方は、
こちらなどを参照。
要はキラと不透明を織り交ぜることによって、疑似的に中間色を出す手法。)
ERは特にキラが前面に来るようにデザインされているようだ。
前回書いたが、カードフレームを適用すると背景のキラ属性が完全に消失するので、
キラキラがウザったいという方以外は基本的にERのフレーム印刷はお勧めしない。
ざっとERを見たところ、Ver2.0以降のカードに積極的にディザリングが使われているので、
ディザリングは地味に新しく採用した手法なのかもしれない。
カードフレームは、フレームごとにキラ設定されており、なんでもキラ枠になるかといわれるとそうでもない。
というか、全体でみると意外とキラ要素は抑えられてるなという印象を受ける。
今回のトロピカルサマーのディザリングだが、
不透明濃い目のディザリングなの、スリーブ上から見るとあまり目立たない程度のキラ設定になっている。
(ディザリングの中でも3段階くらい設定がありそう)
所感:
個人的なトロピカルサマーの所感、結構おススメ寄りのフレームかなと思う。
キラも目に入る位置にしっかり入ってキラ感は感じられるし、
トロピカルというモチーフのおかげで、いろんな色がぶつかってもあまり気にならないような感じがする。
見た目よりも、割と扱いやすいフレームかもしれない。
今回の竜子のパターンで言うと、カード絵左下にサクラの意匠があるので、桜フレームの方がぴったりくるかもという気はしないでもないが、
トロピカルサマーとギャルっぽい印象がマッチしていて、個人的には結構気に入っているので良し!