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上げ上げ毘沙門対策

by
三宅前六品
三宅前六品




 とある理由があり、英傑大戦は、もう2か月近くプレイしてませんでした。ドリフターズコラボは全て取り逃がしてしまいました。























 現時点の私の階級は110万石です。フリマが120万石のとき、プレイ回数を大幅に増やし、がんばって110万石に昇格しました。

 しかし、100万石のときには50%後半ぐらいの勝率を維持できていたのですが、110万石に昇格すると20%を切るぐらいまで勝率が落ちてしまいました。

 急激に勝率が落ちてしまった理由は、フリマ帯の方に、ほとんど勝ててないからです。当時の110万石は銀トロフィ持ちの方とマッチングすることは珍しくなく、金トロフィ持ちの方とのマッチングも複数回ありました。

















 また、フリマのひとつ上の130万石の方だと、ランカー配信で対戦してるところを、よく見かけるような人ともマッチングしました。


 相手は伏兵なしの5枚デッキで、こちらは武力盛り4枚デッキ、開幕は武力の高いこちらが有利なので、ラインを上げて争覇を取るつもりでいました。

 しかし、実際に戦うと、こちらの方が武力が高いにもかかわらず、開幕から部隊が押され、ラインを上げることができません。

 1部隊も撤退させることができず、こちらの部隊が半壊して自城に逃げ帰っているとき、相手の部隊の兵力を確認すると、兵力が均等に減っていました。

 それを見て私は思わず「なんで、そんなことができんねん。」とつっこんでしまいました。ハンドスキル差が大きすぎて勝てる気がしません。




















 私はランカー配信の対戦相手のあなた達を見て、


「これだったら、俺でも勝てるよ。」
「お前、どの配信で観ても、いつも負けてんな。」
「負け続けてもゲームを辞めない頭のおかしい人達。」


と、思っていたことを、この場で謝罪します。




















 格上にはマッチングするのですが、同格以下の方とのマッチングは明らかに少なかったです。

 おそらく、他の人も110万石に昇格して勝てなくなり、心が折れてプレイ回数を減らしたことが、格上マッチが多かった原因だと思います。

 現状、降格がないため、昇格して勝てなくなると、マッチングが緩くなるまで、英傑大戦をプレイしないことが対策になってしまってます。


 2か月もゲーセンに行かないと、ゲーセンに行く習慣がなくなります。私の場合、久々に英傑大戦で遊ぼうとしたとき、デッキケースを持たずにゲーセンに行こうとしてしまいました。

 降格がないので、ゲームを楽しむためには、プレイ回数を減らすことが正解になってしまってます。インカムが下がる原因になっているので、降格はあった方が良いと思います。



















 以上のことにより、私が、英傑大戦を2か月近くプレイしていない理由は、110万石に昇格して勝てなくなったから・・・

ではなく、友達の家にデッキケースを、忘れたからです。

 友達の家は車で30分ぐらいの距離があります。車を運転してデッキケースを取りに行くのも面倒ですし、
「わざわざ車で30分かけて、デッキケースを取りに来た、こいつきめぇ。」と思われるのが嫌だったので、放ってました。

 


 

 











 久々に遊んだ、英傑大戦の戦績は 35戦12勝23敗 と散々でした。

 久々の英傑大戦ではあったものの、カード操作はそこまで悪くなかったので、勝てなかった理由は単純に対戦相手が強かったからだと思います。

 おそらく、他の人もプレイ回数を減らして階級が上がらないようにしてるのでしょうね。実際、金トロフィー持ちの方ともマッチングしました。


 もうひとつ、勝率が酷かった理由は、上げ上げ毘沙門デッキに勝てなかったことです。上げ上げ毘沙門デッキの戦績は、6戦1勝5敗でした。
 
 上げ上げ毘沙門デッキに全然勝てなかったので、対策を考えてみます。

















    


   上げ上げ毘沙門デッキ対策 


           (細かい数字はwikiを参照)









































 尼子晴久

 コスト1.5  弓兵 武力5  知力6 昂揚

 計略 士気5  陣形  武力+5  速度+60%   9.2c

  1.7cごとに、陣形の範囲内にいる自軍の数×0.5%の城ダメージを受ける。





 上げ上げ毘沙門デッキとは、尼子晴久と戦神・毘沙門を組み合わせたデッキを指す。デッキ名は、尼子が計略を使用したときのセリフ「上げ上げで行っちゃうよ。」から来ている。

 尼子はコストが1.5と軽いにもかかわらず、陣形持ちで、武力5とコスト比最低武力ではない。昂揚を持つので、スペックは高い。



















 尼子の計略は強い。参考までに他の武将の同じような計略と比べると尼子の計略の強さが分かりやすい。



2.5 李牧   士気7   武力+5  速度+50%  9.2c
2 徳川吉宗  士気7  武力+6   速度+50%  8.5c
1.5 尼子晴久 士気5   武力+5  速度+60%   9.2c

















 

 2.5コストの李牧の計略は号令ではあるものの、武力上方値と効果時間は尼子と同じで、速度は尼子のほうが李牧より上昇値が高い。

 2コストの徳川吉宗の計略は尼子と同じ陣形。武力上昇値は徳川吉宗のほうが高いが、速度上昇値は尼子のほうが高く、効果時間も尼子のほうが長い。

 尼子は上記の武将よりコストが低いので、デッキに組み込み易いうえ、他の計略が士気7に対し、尼子の計略の士気は5である。

 尼子の計略が陣形であり、効果中に城ダメージを受けることを考慮しても、計略効果は破格に強いことが分かる。



















 尼子の計略は、1.7cごとに、陣形の範囲内にいる自軍の数×0.5%の城ダメージを受けるので、4部隊が尼子の計略の範囲にとどまり続けた場合に受ける城ダメージは、


 9.2c ÷ 1.7c= 5回の城ダメージが発生
 0.5%の城ダメージ × 4部隊 ×  5回= 10%


 尼子側は計略効果で、10%の城ダメージを受ける。





















 毘沙門天は武力11知力11のコスト比最高スペックの武将。知力が高いため伏兵、計略耐性が高い。また、攻城力の高いコスト3.5槍兵が知力11の速さで攻城してくるさまは脅威。

 反面、計略は弱い。毘沙門の計略は、士気8   溜め計略 範囲内にいる毘沙門以外の敵味方全ての部隊を撤退させる。と書いてあることは強い。

 しかし、溜め時間が5cもあるので、範囲から逃れることは容易であるし、こちらも計略を使用すれば、発動前に毘沙門を撤退させることは難しくない。

 毘沙門の計略は、強化戦法のほうがよっぽど強い、と言い切れるほどのクソ計略。まあ、このスペックで計略まで強いと、ぶっ壊れカードになるので、計略が弱いのは理解できる。
















 

 尼子側の法具は、増援を選んでくることが多い。武力ダメージを減らす、日本一の陣羽織を使用してくる。こちらの計略が使用できないタイミングで使われる再起も強い。

 尼子側の流派は部隊を使用してくることが多い印象。流派3の型で武力を上げ、ぶつかり合いを、より強くしてくる。

 流派の城塞も上げ上げ毘沙門デッキに合う。流派1の型は尼子の計略中に受ける城ダメージを減らすことができる。また、尼子の計略の城ダメージで流派ゲージが増えるので、流派3が安定して発動できる。
















 
 上げ上げ毘沙門デッキの士気回りは


 尼子の計略×3回+鎌田の計略1回+馬岱の計略1回の士気23が基本の立ち回り。鎌田の計略を2回使用することもある。


 上げ上げ毘沙門デッキのメイン計略は士気5と軽く、試合最終盤で、馬岱の計略が使用できるので、士気回りは良い。

 

















上げ上げ毘沙門デッキは、尼子以外、武力スペックの武将で固められているため、総武力が高く、ぶつかり合いに強い。

 開幕は総武力の高さを活かし、攻城、英傑呼応を取りに来る。攻めは尼子の計略を使用し、守りは鎌田の計略を使用してくることが多い。


 上げ上げ毘沙門デッキのフルコンは、

尼子の計略+鎌田の計略、もしくは
尼子の計略 →   増援 →  尼子の計略。


 上げ上げ毘沙門デッキは、士気が軽く、効果の高い尼子の計略をメイン計略として使用し、総武力の高さと毘沙門の攻城力の高さで、城を叩き割るデッキである。



















            対策



 まず、上げ上げ毘沙門デッキは馬岱以外の武将の知力が高いので、ダメージ計略、妨害計略は対策になりづらい。知力を上下させる計略や法具を組み合わせても、毘沙門は知力11なので、撤退させれない可能性がある。

 尼子は知力6なので、少し兵力が減っていればダメージ計略で撤退させることができるが、尼子の士気5の計略に対して、士気6以上のダメージ計略を使用すると、士気が回らなくなる可能性が高い。

 ただし、挑発計略は、上げ上げ毘沙門デッキの対策になる。尼子の計略効果で速度が上がった槍兵と剣豪以外の兵種は迎撃を取ることができる。

 なので、挑発計略で尼子を引っ張って迎撃を取り、尼子を撤退させれば、陣形である尼子の計略の効果が切れるので、有利に戦うことができる。

 

















 毘沙門が実装される前の対尼子の立ち回りは、1回目の尼子の計略に対して、こちらは計略を使用しないで、耐え、カウンターでフルコンを叩き込むのが有効であった。

 尼子の計略は士気5と軽いので、こちらが士気6、士気7計略で受けると、こちらの士気が回らなくなる。そこで、1回目の尼子の計略を無士気で対応することで、尼子側の士気回りの良さに対抗することができる。
  
 無士気で対応すると攻城を受けることになるが、尼子側も計略効果で城ダメージを受けるので、相対的な城ダメージは、少なく済ませることができた。

 しかし、上げ上げ毘沙門デッキ相手に1回目の尼子の計略を無士気で対応すると、毘沙門の攻城力が高すぎるため、そのまま城を叩き割られかねない。

 よって、対上げ上げ毘沙門デッキ相手に、1回目な尼子の計略を無士気で対応する立ち回りは、やめた方が良い。
 


















 尼子の計略で受ける城ダメージは10%で、英傑呼応は8%の城ダメージなので、尼子側の攻城を受けないのであれば、城ダメージで勝ことができる。

 守城スキルに自信があるのなら、ガン待ちで勝つことは可能。しかし、総武力が高く、低士気かつ高性能な計略を持つ、上げ上げ毘沙門デッキ相手に城ダメージを受けずに守りきることは現実的ではない。

 

















 現実的な対策のため、上げ上げ毘沙門デッキの弱いところを考えてみる。





 上げ上げ毘沙門デッキ側の弱い部分として


 ・尼子の計略使用中は城ダメージを受ける
 ・尼子側の守りの計略が弱い
 ・尼子の計略は陣形のため、端攻めの対処が難しい


 ことが挙げられるので、この弱いところをつく、立ち回りを考えてみる。




















 まず、対上げ上げ毘沙門デッキのおすすめの流派は、部隊と城塞。流派の部隊は三の型で武力を上げて、ぶつかり合いに強くすることができる。

 流派の城塞は二の型を使用して、守城時のローテーションをやりやすくすることができる。また、城の殴り合いになるので、流派三の型が安定して使用できる。

 試してないが、メイン計略が士気6であるなら、流派の士気は有効に思える。
士気5 →(士気5+士気5)の尼子側に対して、
士気6 →(士気6+士気3)の同士気で対抗することができ、流派三の型を使用すれば、最後のぶつかり合いときに士気6計略が間に合う。



















 開幕、上げ上げ毘沙門デッキ側は、攻城と英傑呼応を取りに来る。総武力が高く、ぶつかり合って勝つのは難しいので、開幕は城ぎわで受けれるように部隊を配置させる。

 尼子側は、端の最前列に部隊を配置してくることが多いので、遠距離兵種は開幕から弓、鉄砲を射てるように最前列の少し下の覇気ゲージが溜るギリギリのところに配置する。

 騎兵は弓兵の横、低コストの槍は弓兵が突撃を受けないよう牽制するため、遠距離兵種の後ろに配置する。近距離兵種は自城前、もしくは城内に配置させる

 伏兵は自城前に配置する、知力の低い馬岱に踏ませたいところではあるが、どの部隊に踏ませても問題はない。

 また、ボリュームゾーンの上げ上げ毘沙門デッキ使用者は、開幕以外、端攻めをしてこず、毘沙門を城門に張り付けてくる立ち回りをするので、柵は城門前に配置する。

 

















  開幕、攻城を取りにラインを上げてきたら、相手部隊の移動に合わせて下がりながら、弓、鉄砲を射つ。騎兵は尼子に突撃するように牽制すると、相手の騎兵か、槍兵を釣ることができる。

 英傑呼応は止まらないので、受けるものとして割り切る。攻城は防ぎたいところであるが、無理はせず、守城で部隊を落とさないことを優先する。
 
 なお、上げ上げ毘沙門デッキ側が、部隊を固めて端から攻城をしてきたとき、お互いすれ違って攻城してはならない。毘沙門の攻城力が高いため、城の殴り合いをすると、まず間違いなく殴り負ける。

















 では、上げ上げ毘沙門デッキに限らず、開幕に端に部隊を固めて攻城してくるデッキとマッチングした場合、相手部隊がいない方の端に1部隊投げて、攻城を取りに行くべきか?

 この問いに対して私の出した答えは、「5枚デッキを使用してるなら、端攻城しても良いが、4枚デッキを使用してるなら、端攻城はさせない。」である。

 私の経験上、4枚デッキで1部隊を端から攻城に行かせると、枚数が足りなくなり、守りきれず攻城を取られてしまう。

 開幕、端に部隊を固めて攻城取りに来るデッキは、攻城力が高いので、端攻城に行かせても殴り負けることが多い。

 さらに、端攻城に行かせた部隊が遅れて撤退した場合、足並みが揃わず、次の攻めが遅くなってしまう。攻城を取るより、次の攻めに備えて部隊を撤退させないことを優先させた方が、状況は良い場合が多い。

 




 






 

 開幕をしのいだら、こちらの攻めのターン。上げ上げ毘沙門デッキ側は、尼子の計略か鎌田の計略のどちらかを使用して守ってくる。

 尼子の計略を使用してきた場合、こちらの号令を使用してから、拡がって部隊を城に貼り付ければ、尼子の陣形の範囲から外れた部隊の攻城が入る。

 また、尼子の兵力を減らして帰城させれば、陣形の効果がなくなるので、守城の維持ができなくなるため、大きく攻城を取ることができる。



















 鎌田の計略は、士気5 武力+5  7.5c 兵力回復30%
  計略効果は鎌田と武力の最も高い部隊にかかる。効果終了後、鎌田の兵力が、30%減る。

 2.5コスト 武力9 知力6のハイスペック武将が持つには十分な強さの計略ではあるが、計略自体は士気5相当の効果。鎌田の計略で号令を押し返すことはできない。

 鎌田の計略を使用してきた場合は、号令を使用してから拡がって、部隊を城に張り付けると、相手は毘沙門で城門を守り、次に攻城力が高い武将を鎌田で守ってくる。

 鎌田の計略では、2カ所しか守れないので、他の場所の攻城は入る。高武力の毘沙門が守っている城門の攻城は基本入らないので、2部隊同時に乱戦されないように間隔を空けて城に張り付ける。

 騎兵の突撃は鎌田を狙う。鎌田の計略は終了時に兵力が30%減るので、早めに帰城しなければならないため、攻城が入りやすい。また、帰城が遅くなり、兵力減少効果で鎌田が撤退した場合、相手は攻めて来れなくなる。


















 なお、展開次第ではあるが、この攻めのターンでは法具を使用しない方が良い。尼子の計略は士気5なので、法具を使用して敵城前で粘ると、帰城のタイミングで尼子の計略が使用できるようになる。

 法具を使用して、再起がないことが相手に分かってしまうと、自城前であっても尼子の計略を使用して、こちらの部隊を倒しにくる。

 尼子の計略は速度上昇効果があるので、逃げ帰るこちらの部隊に追いつかれ部隊が全滅し、毘沙門を城門に張り付けられると、そのまま落城をしてしまう。

 よって、こちらが攻めた場合は、早めの帰城を心がけること。ちなみに上げ上げ毘沙門デッキ側が2回目の士気5を使用できるカウントは59c。

 

















 次の相手側の攻めターンでは、尼子の計略を使用して攻城を取りにくる。毘沙門を城門、隣に鎌田を張り付け、尼子は後方から弓を射ち、馬岱は突撃マウントを行う。

 速度上昇した馬岱の騎兵マウントが強烈で、攻城を止めるために出城したとき、連続して突撃を受けると守城ローテを維持することができなくなる。



 また、この攻めのターンで、尼子側は、

尼子の計略+鎌田の計略、もしくは、
尼子の計略 →   増援 →  尼子の計略、のフルコンが使用できる。

 こちらのメイン計略が士気6 士気7であった場合は、士気が足りないため、フルコンの使用ができないので、非常に厳しい戦いをしいられる。




















 普通に戦うと、フルコンに対応できないので、攻城は受けるものと割り切って端攻城を行う。ここでの端攻城は4枚デッキであっても行う。

 端から攻城に行かせる部隊は槍兵。理由は攻城力が高く、相手の騎兵が攻城を止めに来たときに、槍を出して突撃を防ぐことができるからである。

 端攻城に行かせる槍兵のコストは1コスト〜2コスト。2.5コスト以上の槍兵を投げると、守城部隊の武力が低くて、守りきれず落城すると思う。

 


















 端攻城に行かせた槍兵を放置したときに
             受ける城ダメージ量



      1コスト  25%程度
   1.5コスト  40%程度
    2コスト  50%超え



  私の経験則だと、これぐらいのイメージ。もちろん、槍兵の知力や、相手が端攻城を止めに来るタイミングで城ダメージは変わる。


















 私の場合、基本的に1.5コスト、2コスト槍兵の端攻城を放置することはない。上げ上げ毘沙門デッキ使用者も端攻城の部隊が1コスト槍兵の場合、端攻城を放置することが多い。

 尼子の計略は陣形なので、尼子が端攻城を止めに行くと、攻城している槍兵が陣形の範囲から外れてしまうので、尼子側が端攻城を止める場合、騎兵で端攻城を止めに行くしかない。

 相手が端攻城を止めにきたら、迎撃は取らなくていいので、早めに槍兵を抜く。騎兵を引きつけることが目的なので、抜いた槍兵は棒立ちでかまわない。

 尼子の計略の強さは速度上昇した騎兵の連突なので、騎兵がいなくなれば、ただの+5号令になる。こちらも計略を使用すれば、毘沙門の攻城を止めることは難しくない。



















  なお、尼子の計略は陣形であるため、端攻城を止めに行くと陣形範囲から外れるため、計略の効果が切れるので、端攻城の部隊に号令がかかっていると、尼子側は対処に困る。

しかし、自城前で号令を使用すると、相手の城にたどり着いて少し経つと計略の効果時間が切れるので、端攻城に行く部隊は無理して号令の範囲に入れなくてもかまわない。





















 次に尼子側が端攻城を放置してきた場合を考える。

 対上げ上げ毘沙門デッキの守城で大切なのは、騎兵の連突を受けないことである。そのために、守城で乱戦している部隊の横で槍を振る。

 ただ、守城の部隊が攻城している部隊にめり込むように乱戦していると、槍を騎兵に当てるために踏み込んだとき、攻城している部隊と乱戦になってしまい槍が消えてしまう。

 そのため、騎兵に槍が届くように守城している部隊を浅く乱戦させると良いのだが、今度は浅く乱戦した部隊のカードが邪魔になって槍が振れなくなる。

 そこで、槍を振るために、相手の騎兵が突撃をしてきたら守城で浅く乱戦している部隊のカードを下げ、下げたカードがあった場所に槍兵のカードを持ってくる。

 守城している部隊が帰城する前に守城しているカードと槍兵のカードを元の位置に戻すのを繰り返すと、突撃を受けずに守城することができる。

 私の場合、この槍振りをすると、他のところを見る余裕がなくなるので、もし、他のところを守るときは、守城する部隊が出城したら、即城内に戻すことで、兵力管理をしなくていいようにしている。




















 鎌田の攻城は約10.5% 、毘沙門の城門の攻城で約28%と鎌田の2倍以上の城ダメージを受けてしまう。落城を防ぐためにも、毘沙門の攻城は止めなければならない。

 また、このタイミングで尼子側はフルコンを使用できるが、こちらには士気がないので、普通に守城をしていると、フルコンが止められず、落城負けをしてしまう。

 よって、尼子を優先して倒す必要がある。1部隊、端攻城をしている状態で、毘沙門の攻城を止めながら、尼子を狙うと、カードが足りなくなるため、鎌田の攻城は受ける前提で無理して止めない。






















 鎌田の壁攻城は10.5%。1コストな槍兵の攻城を放置すると25%ほど城ダメージを取れるので、鎌田の攻城を2回受けたとしても、こちらが勝っている。

 鎌田の攻城を3回受けても、尼子の計略は城ダメージを受けるため、城ダメージは同じくらいになる。例え、4回攻城を受けて城ゲージが負けていても、まだ、こちらの攻めのターンがあるので、問題ない。

 1.5コストの槍兵の攻城を放置してる場合は、計略効果中の鎌田の攻城を完全に放置しても問題ないぐらいの城ダメージを取ることができる。

 尼子を倒すために爆発力の高い計略を使用したい。速度上昇+突撃ダメージ上昇の騎兵の計略や速度上昇+槍撃ダメージ上昇の槍兵の計略がいいと思う。

 馬岱が端攻城を止めに行っているときに、尼子を落としに行くと鎌田が攻城を止めて、尼子を守る必要があるので、攻城ダメージを減らすことができる。

 尼子の兵力を減らすと、相手の法具が増援だった場合、法具を早打ちさせることができる。尼子側が法具、もしくは鎌田の計略を重ねてきたら、こちらも法具を使用して対抗する。























 おすすめの法具は、兵力回復+武力上昇が付いたもの。上げ上げ毘沙門デッキは武力が高いので、兵力回復だけの法具だと、対抗できない。

 かと言って、武力上昇だけの法具だと、尼子の計略は速度が上がるので、こちらが法具を使用したのを確認してから帰城することができる。法具差をつけられてしまうので、法具の先打ちはしづらい。

 また、上げ上げ毘沙門デッキは法具に増援を選ぶことが多いうえ、鎌田の計略も兵力が回復するので、法具を出し渋ることができる。

 後出しで法具を使用して武力を上げたとしても、こちらの部隊の兵力が残っていなければ、ぶつかり合いに勝つことはできない。
 
 よって、後打ちできて、上げ上げ毘沙門デッキの総武力の高さにも対抗できる、兵力回復+武力上昇がついた法具がベストだと思う。




















 相手の攻撃をしのいだら、最後のぶつかり合い。1回目の攻めのときと同じように、号令を使用してから拡がって城に張り付くき攻城を取る。

 ただ、最後のぶつかり合いの場面で、こちらが勝っている場合、尼子の計略で速度が上がった毘沙門が攻城に来るので、無理に攻めず、少し高めのラインで待機して守りに入ってもかまわない。


 

















          まとめ



 上げ上げ毘沙門デッキは、尼子の計略が強く、攻城力が高いので、対応は難しいですが、部隊を端から攻城に行かせると、尼子側に対応を迫ることができます。

 尼子側の攻めのターンの尼子の計略中は、毘沙門の攻城を防ぎつつ、尼子を攻撃すると対応しやすいです。

 こちらの攻めのターンでは号令を使用して拡がって城に張り付くと、上げ上げ毘沙門は守りが弱いので、攻城が入ります。

 対上げ上げ毘沙門は、端攻城のため、部隊を投げることが重要です。


















 毘沙門は武力11 知力11とコスト比最高スペックを持ちますが、計略がクソ弱いので、実のところ総合的なスペックは高くないです。

 本来、3.5コストの武力スペック武将には、メイン計略になりうる爆発力の高い単体計略が求められますが、毘沙門の計略が弱いせいで、上げ上げ毘沙門デッキは守城が弱く、対応力が低いデッキになってます。

 対応力を上げようとデッキを弄ろうとすると、毘沙門のコストが高いので、他の武将の選択肢が少なく、無理に武将を入れ替えると、デッキコンセプトが崩れてしまうため、結局のところ毘沙門を外すことになります。


















 「高コストの武将はスペックが高くても、
          計略が弱いと使われない。」 






 毘沙門が、その典型例です。




















 上位層で証を増やそうとすると、高い勝率が求められるため、対応力の低い4枚デッキを嫌う傾向があります。そして、上位層が使わないデッキは基本的に流行らないです。

 毘沙門が実装される前の尼子は、ほとんどマッチングしない珍しいカードであったので、中間層以下での勝率と使用率がよほど高くない限り、尼子の下方修正はなくてもいいでしょう。

 下げるなら高コスト槍兵の攻城力だと思いますが、毘沙門の巻き添えをくらうかたちで、あまり活躍してない他の高コスト槍兵が弱体化するのも問題なので、とりあえずは様子見でいいと思います。







おしまい



 
更新日時:2024/07/16 11:25
(作成日時:2024/07/15 04:54)
コメント( 2 )
べし
文士
文士
べし
7月15日 8時39分

対策ありがとうございます。
号令デッキ使うときは、この対策を参考にしてみます。

私の主観ですが…やはり毘沙門は何かしらテコ入れは必要だと思ってます。というのも、緑プレ・銅プレ帯の人のプレイを見ていると、開幕から毘沙門に落城or落城寸前まで攻められてゲームになっていないことが多いと感じるからです。書かれている対策が有効なのは分かるのですが、これを実践できない人も下位層では多いのではないか?と感じます。
まぁテコ入れする場合、計略を弄っても意味がないので、エラッタする以外には他のカードが巻き添えをくらうのですけどね…。
そもそもが何故こんな初心者お断りみたいなカードを出したんだろう…と思ってます。

長文失礼しました。

三宅前六品
三宅前六品
7月15日 13時9分

 3.5コスト 武力11 気合い持ちの武将を入れるだけで、毘沙門対策になるので、私は下方修正はいらない、と思ってます。

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