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歴史話:斉彬じゃないよ

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王桃盗賊団
文士
文士
王桃盗賊団
どうも、王桃盗賊団の者です🍑



そういえば、中村半次郎の裏面説明文にミスがあったそうですね🧐

「薩摩藩士。下級武士の生まれで、島津斉彬に従い京に上る。」



…ん? 斉彬?🤔

ハイ、ミスはそこですね🙄
斉彬の没年は1858年、対して半次郎が上京したのは寺田屋事件のあった1862年ですから時期が合いません❌

正しくは、斉彬の弟に当たる久光に従っての上京です👍
ちなみに久光は藩主でこそないものの、最後の薩摩藩主である忠義(斉彬の養子)の実父である為に国父として尊敬を集めていた人物ですね✨
後に大隈重信も「天晴当時の名君、一世の英俊」と高く評価しています



下級武士の出勤ながらそんな人物に従い、後には天皇家の守衛なども務めた半次郎は、やはりそれ相応に高い実力の持ち主であったと推測できます💪
また本人は卑しい出身を謙遜してか「文盲」と自称していたそうですが、実力に比して驕らぬその性格も西郷どんに気に入られた要因なのでしょうね

なお、青年時代には自身に決闘を申し込んできた相手を言いくるめて逆に仲良くなっており、実は地頭は良いのでは?という疑惑もあったりします🙄






ちなみに英傑大戦では、龍馬伝の第8話にてその姿が確認できます✌️
人懐っこい感じのキャラとして描かれていますね

また、同じ薩摩出身で甲子太郎に協力した事から追われる身となっていたモス!!を薩摩藩邸で匿ったのは半次郎だったりします😎
幕末は結構意外なところで人物の絡みがあったりするので、調べてみると面白いですよ👍



というわけで、意外と優秀な半次郎のお話でした🙇‍♀️
今回は以上‼️
作成日時:2024/02/18 23:13
カテゴリ
雑談・雑感
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