薩摩には
「うどさぁ」という言葉があります。「うど」はウドの大木のうど、「さぁ」は○○さんという意味で使われますから、直訳すると
「うどさん」ですがそうではありません。単純に「大柄な人」という意味でも使われますが、薩摩の偉人たちの多くは
人の上に立つ者に必要な素質としてこの「うどさぁ」であったと言われています。「うどさぁ」とは、
たとえ賢くても愚者の大らかさを演じ、自身は後ろに下がり能力ある者を抜擢して仕事を任せるが、最後の責任は自分が取るリーダーの在り方を差します。
司馬遼太郎先生の名著「坂の上の雲」に
「薩摩には3人のうどさぁがいた」という話がありました。1人は言わずもがなの薩摩の大偉人・
西郷隆盛。1人が明治時代の陸軍大将・
大山巌。そしてもう一人が隆盛の弟・
西郷従道です。ちなみに大山巌は西郷隆盛の従兄なので、全員西郷家の血筋なんですね。今回はそんな
薩摩トリビアを聞いた後だとなんかめっちゃすごいパワーを秘めてるように見えてくる男・西郷従道の話です。
如何にも1.5コストの補助計略持ちみたいなイラストなので最初は完全にスルーしていました。計略どころか兵種もコストも見てなかったです(笑) 新ver情報が落ち着いてやっと目についた時には
「こいつ柵持ちの乾やん( ̄□ ̄;)!!」と驚いたのを覚えています。しかも計略をよく読むと……、
ほーいいじゃないか!!
こういうのでいいんだよこういうので!!
思わず孤独系グルメ漫画のような感想が出てしまうほど良い計略。
ぶっちゃけ兄より薩摩っぽい!!しかも使ってみようと思ったら、従道もパーツも全部兵舎に落ちてるのがこれまた偉い!!さっそく試してみました!!
小松のところは大久保の方が安定しそうなんですが、
琥軍に意外なほど剣豪が少なく(4枚)、従道入れて5枚デッキにしようとすると、無理なく採用できそうなのが小松と石買だけなんですね。あと
技巧持ちはさらに少ない(3枚、小松・村田・豊臣弟)ので
強すぎてインチキとの呼び声高い琥煌流派をしっかりと押していく為に技巧持ちを採用しています。小松は琥煌3なら+5が出るので問題ない強さだと思います。
縁も無いからね…(本音)
…鉄2が扱いきれねぇ(;つД`)
鉄砲撃ってない時の部隊が棒立ちしてしまう。いや、カードは悪くない。操作してる主君が
ウドの大木すぎるんや…。泣く泣く藩主様を小西に変更したら、操作の手間は減りましたが今度は
5枚5兵種デッキが爆誕してしまいました。デッキ構築って難しいですね…。
使ってて気付いたのですが、流派3をしっかり押せる為、琥煌3までしか使わないデッキならかなり安定して琥煌3で計略を回すことができますね。このデッキなら士気4の琥煌計略→流派3→小松→従道→流派1or2→どれでも、という流れになりますがかなり安定しました。
対戦相手から不満が出るのも納得ですね(笑)逆に言えば初心者の方でも多少はとっつきやすいのかなと思います。大久保や九天も
下方待ちの強さですので、食わず嫌いしている方にこそ是非触ってみてほしいです。
それに何と言っても「壱!弐!参!!」とボタンを押す気持ち良さを味わって欲しい!!
さて、我が
桜島大噴火デッキですが、
城9割もってかれてもいいから守って、カウンターで相手の城をチェストする戦い方となります。小松(武力+5)→従道(武力+7、攻城力アップ)+琥煌流派1(敵城ダメージアップ)が決まると↓のような感じになります。
細かい数字とか全然わからないんですが、高杉晋助ほどは攻城力上がってないですよね?それでも移動速度減や陣形などのデメリットもありますが、
相手の城に張り付いたあとなら(←重要)士気6とは思えない無類の強さがあると思います。僕みたいに
普通の攻城音では満足できなくなった諸兄には大変オススメです。個人的にも今まで全然使ってこなかった鉄砲の練習にもなるので、これからも使っていこうと思います。
ちなみに落城台詞↓。
いいですねぇ~、
うどさぁですねぇ~。