・宣言
今日は全国回して金プレ目指します!
なんかデッキ色々戦友で試してますが結局現行のが一番良さそう。
呂布とか超絶鉄砲いると斎藤さんが懐かしいですが。
がんばるぞー。
・飛行機
私の住む立川を中心とした多摩地区一帯は昔飛行機産業の拠点で軍事施設も多くありました。
そのため戦時中は爆撃機による空襲を受けて施設も破壊されたし、戦後に解体されて今は自衛隊や米軍基地が残るだけとなっていますが、飛行機産業の歴史を後世に伝えようと定期的にイベントをやっています。
ということで昨日はいにしえの飛行機たちを見てきました。
まずは目玉の一式双発高等練習機です。
発動機から何から殆んど多摩地区で作った『多摩地区産飛行機』と言っていいような飛行機です。
名前の通りエンジンが2つ付いた5人から9人乗りの練習機で、乗組員はこれで基礎操縦訓練や航法・通信・射撃訓練を行いました。
日本の戦時中の双発機だと『屠龍』とか『月光』だとか対爆撃機系の機体が有名ですが、そういう機体の乗組員を育てたのもこの一式だったことでしょう。
実際『傑作機』として結構評判がよかったそうです。
元のデザインはこんなでした↓
展示されてる機体は十和田湖に沈んでた機体です。
まだそれなりに余裕があった頃(1939)に発注されて作った機体なので、殆んどアルミ合金でできています。
なのである程度腐食はしてるものの綺麗に状態が残ってます↓
エンジンも二つとも綺麗です。
なんで墜落したのかはよくわかりませんでしたが、プロペラが4枚とも同じように、先の方から時計回りにクルンと捻れて曲がっています。
これは飛行機が水面に堕ちるとき、プロペラの先から根本に向かって水の抵抗を受けて曲がっていくために起きる変形です。
4枚が等しく緩やかに変形しているので、着水は水面からの角度が浅く、速度も充分に落ち、また左右均等な姿勢であったのだろうと思います。
写真は撮れなかったのですが、この機体は尾翼の手前辺り以外は大きい損傷はなく、主翼が真っ二つに折れた様子もありませんでした。
なので普段の着陸に近い姿勢で着水した様子がうかがえます。
多分エンジントラブルかなにかで着水させたのでしょうね。
きっと事故当時の乗組員は、この機体が戦後国内唯一の一式双発現存機体になるとは思ってもみなかったでしょう(^^;
主翼です。
よくみるとパーツのところに小さく「ノルナ」「サワルナ」とか書いてあるし、完成前に塗る塗装が剥げてる所には組み立て時の指示用に「ココニハメル」とか書いてあるのが見えたりして、人間昔もいまも変わらないなあと微笑ましく思います。
操縦室への入り口、小さい!
いつの時代も軍用機ってのは基本的に住環境二の次なのがよくわかります。
一式双発なんてまあまあマニアックな機体ですが、それなりに若い人も見学に来ていました。
自作の紙粘土模型(しかも双発プロペラで日の丸入り!)を握り締めた未就学児もいたので、飛行機というのは結構幅広い年齢層に魅力があるんだなと驚きました。
近くのグリーンスプリングス広場には軽飛行機(R -53)が日向ぼっこをしてました。
カラーリングといい戦後の平和な空気が滲んでいて青空がよく似合います。
後もう一機R-HMという機体も展示されてるのですが、前に沢山見たので写真は撮りませんでした。
すごくコンパクトかつ独特なフォルムで、どうみても操縦が難しそうな機体なのですが、事実それが原因で一機しか作られなかった機体です( ´-ω-)
今年の展示は今回が最後とのことです。
展示は今日までですべて無料(&駅近)なので、お近くにいらした方は是非(^_^)v