前日まで一緒に仕事をしていた同僚が亡くなりました。まだ、30代前半という若さでした。よく働いてくれる良い子でした。
海岸に打ち上がっていたところを発見されたそうです。事故なのか自殺なのかは分かりませんが、私は事故だと思っています。
なぜなら、前日、一緒に仕事をしたときには、いたって普通の状態に見えましたし、自殺する理由が見当たりません。
亡くなった方は釣りが好きで、釣果が良いときには職場で魚を配ってました。なので、おそらく釣りのポイントを探していて誤って海に落ちたのだと思います。
私は通夜と葬儀、両方とも出ました。亡くなった方には小学生のお子さんが3人いらっしゃり、奥様は通夜と葬儀の間、ずっと泣いておられました。
出棺前に皆で花を供えるのですが、そのときに奥様が棺桶にすがりついて声をあげて泣いていたのが強く印象に残っています。とても悲しい葬儀でした。
近しい人が亡くなったとしても、人は生きていかなければなりません。そこで、私は少しでも元気がでるようにと、子供達には、おもちゃを、奥様には入浴剤をプレゼントすることにしました。
入浴剤は、すぐに決まったのですが、子供達と話をしたことがないので、どんな、おもちゃを持っているのか分かりません。
また、どのような、おもちゃが欲しいのかも分かりませんし、クリスマスプレゼントと被っても困るので、おもちゃ屋で一生懸命、考えて選びました。
以下、私の選んだおもちゃ。
・シルバニアファミリーのお母さんの人形
・マイクラのレゴブロック
・ポケモンのカード
・Switchの星のカービーディスカバリー
クリスマスプレゼントと被らないよう、シルバニアファミリーの人形とレゴブロックは2000円程度の少し安いものにしました。
ポケモンカードは子供に人気がありますし、コレクションや交換に使えるので、たとえカードが被ったとしても、問題はありません。
星のカービーは、みんなで遊べるようにと思って選びました。なお、この子達が、Switchを持っているかについては知りません。
一生懸命、考えて選んだので、喜んでくれてたなら嬉しいなー。
葬儀前におもちゃを渡すと、葬儀中に遊びだすかもしれないので、遺族の方が焼き場に向かってるときに葬儀屋さんに伝えて奥様が座っておられた席に置いておきました。
クリスマスプレゼント用に、赤と緑でラッピングされた場違いな、おもちゃと入浴剤が、とても寂しそうに見えました。
さて、長く生きていると死にたくなることなど、いくらでもあります。また、歳を重ねると体にガタがくるもので、朝、起きて体のどこかが痛いと生きていくのが嫌になりますね。
もし、あなたが、「死にたい」という思いに心をとらわれそうなったとき、そのときに、まず考えなければならないことは・・・
「お腹が空いてないか、体が冷えてないか」です。
人の心は体の状態に引っ張られるので、お腹が空いて、体が冷えている状態では正常な判断を行うことはできません。
なので、「死にたい」と思ったら、まず、温かいご飯を食べてください。それから香りの良い入浴剤を使用した風呂に入ってください。
あなたが体の疲れを感じているのなら、薬局に置いてある栄養剤の中で最も高い「ユンケルスター」を買いましょう。「ユンケルスター」は金のパッケージで3000円もします。
「ユンケルスター」はお高いですが、メジャーリーグ最多安打記録を持つ、あのイチロー選手や、日ハムからヤクルトにトレードされた、あの今浪選手も愛飲していました。
このことからも分かる通り、「ユンケルスター」の効果は絶大です。「ユンケルスター」を飲んだなら、温かい布団で眠りましょう。もし、眠れないのなら睡眠薬を飲んででも眠ってください。
するとどうでしょう。次の日には、今日、生まれてきたのかと勘違いしてしまうほどの体調の良さに、あなたは驚くことになるでしょう。
「事前に注意をしておけば良かった・・・。あのときに電話をしておけば、こんなことにはならなかった・・・。」奥様の中では、このような後悔が、ぐるぐる回っていることと思います。
残された人は亡くなった人以上に、つらい思いをすることになります。事故にせよ、自殺にせよ、いずれにしても死んではいけませんね。
年寄りが死ぬことはめでたいこと、と私は思っているので、年寄りが死んでも何も感じませんが、身近な若い子が亡くなると、なんせ落ち込みますわ。
「えっ、お前は大丈夫なのかって?」
「英傑大戦で5連勝したばかりなので、
私は、それなりに幸せですよ。」
合掌