傾奇Sは意外と組みにくいという話

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれませんが。
今の傾奇ポイントってコスト毎にこんな感じで割り振られてるんですよね。
灰色のところは今は該当者がおらず、上限がよく分からない部分ではありますが。
 

コスト	倍率	1	2	3	4	5	6
4	14	14	28	42	56	70	84
3.5	11	11	22	33	44	55	66
3	8	8	16	24	32	40	48
2.5	6	6	12	18	24	30	36
2	4	4	8	12	16	20	24
1.5	3	3	6	9	12	15	18
1	2	2	4	6	8	10	12

これらをデッキ枚数毎に比較的見かける形で最大値を出していくと、こんな感じになるんですね。
「調整しろ」はSに対してあとどれだけ余力があるか…まぁ100なので不要だったかもしれませんが。
 

構成枚数	タイプ	Max Pt	調整しろ
3	4-4-1	40	-60
	4-3-2	86	-14
	3.5-3-2.5	117	17

 

構成枚数	タイプ	Max Pt	調整しろ
4	4-2*2-1	74	-26
	3.5-2.5-2-1	105	5
	3.5-2*2-1.5	99	-1
	3-2.5-2-1.5	126	26
	3-2.5*2-1	132	32
	2.5*2-2*2	120	20
	2.5*3-1.5	126	26

 

構成枚数	タイプ	Max Pt	調整しろ
5	3.5-1.5*3-1	99	-1
	3.5-2-1.5-1*2	99	-1
	3-2-1.5*2-1	120	20
	3-2.5-1.5-1*2	126	26
	2.5*2-1.5*2-1	120	20
	2.5*2-2-1*2	120	20
	2.5-2-1.5*3	114	14
	2.5-2*2-1.5-1	114	14
	2*3-1.5*2	108	8
	2*4-1	108	8

 

構成枚数	タイプ	Max Pt	調整しろ
6	3-2-1*4	120	20
	3-1.5*2-1*3	120	20
	2.5-2-1.5-1*3	114	14
	2.5*2-1*4	120	20
	2.5-1.5*3-1*2	114	14
	2*3-1*3	108	8
	2*2-1.5*2-1*2	108	8
	2-1.5*4-1	108	8
	1.5*6	108	8

基本的には低コストが増えるほど調整しろは減っていく感じです。
2-2-1.5-1.5-1-1の6枚型とかだと8ptしか余力がないので、ほぼ傾奇Maxカードで組まないといけないわけですね。

とはいえ、なんだ20pt以上も余裕ある構成結構あるじゃん！とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
確かにそうです、3-2.5-2-1.5の4枚型とか3-2-1.5-1.5-1の5枚型とか、比較的見かける構成でも20pt以上調整しろがあったりします。


ただ、あなたの使いたいキーカード、ポイントMaxですか…？

次の問題はこれです。「このカードを使いたい！」という思いが強い人ほど、ここでポイントの余裕しろがなくなります。
そんな人は傾奇Ｓなんて目指さないって？それはそう
特に高コスト帯は1ランク下がるだけで-8とかなので、一気にここで食いつぶしちゃうんですよね。

ただまぁ何とかそこは乗り切ったとしましょう。
低コスト帯、特に1コストは最悪スペック悪くても割り切ってポイントで選べば…と。


ここでもう一つの壁にぶつかる人が出てきます。
「何か1コス槍、ポイントMax少なくない…？？」と。

キーカードでポイントを削ってなかったり、そもそも中～高コスト帯で槍を確保している人はこの問題にはぶつからないのですが。
大多数のデッキでは槍は1~2枚は入っていますよね。その関係でか、やはりポイントが低くなりがちです。
なお1コスに限らず、ポイントMaxの槍は少なめです。1コスは4枚・1.5コスは9枚・2コスは4枚・2.5コスは紀霊のみ・それ以上はいない。
剣豪はあんなにポイントMaxがいるのに…



とまぁこんな感じで、いざ組もうと思うと案外難しいものなんですよね。
その上で、傾奇をそこまで意識していないデッキと比べると明らかにパーツが弱い。まぁ仕方ないことですが。

それでもやっぱり浪漫を求めて、人は傾奇Sデッキを組もうとする。
これも　いきものの　サガ　か
というやつですね。







しゃあ今週はこいつらでS狙っていいくぞオラァ！！
勝てば2倍、2倍もらえるんだ…ｳﾍ、ｳﾍﾍﾍﾍ…