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ローマが紫色じゃない件

by
シユ
シユ
シンボルカラー
あるいは
ナショナルカラー

我々が現代で使っているこのあたり前の概念は古代のとある国が起源です。

そう、それはローマです。
ローマのイメージカラーは『紫』です。
シンボルカラーがあるゲームで、ローマを『紫』以外にするのは意味がわかりません💦

いや、本当に愚痴とか文句では無く混乱なのです。

僕は英傑大戦が色分けで分類されると聞き、その色の内訳を聞いたとき「信頼できる」と思ったのです。

例えば、イギリスは蒼です。
ブリティッシュのブリはブルーですし、弓や銃や島国、海洋国家、と蒼の織田家や孫呉に符号します。

例えば、フランスは翠です。
聖マルタンに由来するシンボルカラーは青なのですが、絵画ではその色は翠に見えますし、フ「ランス」は槍に由来する国名なので槍の国である蜀漢にピッタリです。

例えば、ギリシャは白(玄)です。
例えば、スペインは緋です。
エジプトは橙で、ローマは紫。こんなに……キレイに区分けできるのに、どうして……。


赤のローマ…、というと僕も大好きなとあるゲームの人気キャラクターを思ってしまいます。
余だよ、でお馴染み、『赤セイバー』という呼称も今は遠い昔の暴君ネロです。
でも、暴君ネロも紫をローマ専用にした政策をしてますし、アウグストゥスもカエサルもコンスタンティヌスも「紫」に関する逸話があります。

歴史ゲームの大家、Civilizationも1から最新作までローマのシンボルカラーはずーっと紫です。
歴史にリスペクトを払う、というのはこういうことです。
Civilizationはゲームの説明で、ローマのシンボルカラーが紫である理由を説明したことはありません。
それは、当たり前のことであり、常識であり、もしそうでなかったら「厄介な歴史好き」から、質問状が来るというリスク管理でもあります。

たとえば、スキピオの能力・兵種・計略が紫勢力に相応しくないのであれば、それはスキピオの能力を変えるべきです。

……まぁカルタゴの方も紫色で悪くはないのですが、ローマとカルタゴをどっちかを紫にしなければいけないのだったら、ローマがなるべき、という。

また、もひ英傑大戦の勢力に紫が無かった場合、ローマが属す勢力は緋色だと思います。
ローマの兵士達の色なので。

FGOのネロちゃまに引っ張られて緋色になったんじゃないよね……?おセガ……
作成日時:2024/05/16 21:22
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