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ゴールデンウィークに観たい、おすすめ映画

by
三宅前六品
三宅前六品
 



 私は映画館が好きだ。映画が好きなのではない、映画館の空気感が好きなのだ。したがって、家で映画を観ることは、ほとんどない。

 映画館は良い。大きなスクリーン、迫力のある音響。周りが暗く他に意識を取られないので、家で映画を観るより集中して観ることができる。また、他の客と同じように笑い、そして泣くことできる。


















 10年近く前になるだろうか、岡山駅の近くには映画館があり、映画館の前にはゲームセンターがあった。

 映画館は、昔ながらの映画館で、飲食物の持ち込み可能なうえ、1度チケットを買うと、同じ映画なら追加料金なしで、終日観ることができた。

 行きしにコンビニで酒とつまみを買い、商店街にある唐揚げ屋で、手羽先の唐揚げを買って、映画館に行くのが私の定番だ。

 映画は同日に2回観る。チケットを見せると再入場可能だったので、酒とつまみが足りなくなりそうなら、次の上映までの間にコンビニに買いに行っていた。

 上映中のビールを開けるときの音は、思っているより大きいので、注意が必要だ。映画館中に響き渡るので、大きな曲が流れているときに行う。
















 映画を観た後は、映画館に前にあるゲームセンターに行き、三国志大戦3で遊んだ。カード排出なし、クレジットサービスありだったので、1000円あれば、そこそこ遊べた。

 ひとしきり三国志大戦で遊んだら、帰る前に映画館に再入場し、最後のクライマックスのシーンだけを観てから帰るのが、楽しみだった。

 今は、駅前に映画館の付属した大型デパートができ、コロナもあって、客足が減ったことで、映画館もゲームセンターも唐揚げ屋も、全て潰れてしまった。古き良き時代であった。
 


















 そんな映画館好きの私がおすすめする、ゴールデンウィークに観るべき映画を、ヤフー評価の点数と私の評価の点数を載せて、紹介する。

 点数付けは極めて適当。1点台〜2点台は見る価値なし、3点台は観てもいいけど、おすすめはできない。4点台はおすすめ、ぐらいの評価。若干のネタバレ有り。



















 「ガンダムSEED」


ヤフー評価 4.5     私の評価 1.5




簡単なストーリー紹介


 拐われたヒロインを助けに行く話。


















 私はガンダムシードのテレビ放送は一度も観たことがないが、ヤフーの評価が高かったので、あまり興味はなかったが、観てみた。

 開始から説明も無く、専門用語のオンパレード。開始10分で帰りたくなった。登場人物の説明もないので、旧作からのキャラなのか、映画オリジナルのキャラなのかも分からない。

 途中で、ヒロインの子の髪型と服装が変わるのだが、説明がないので、別のキャラだと思って観ていたため、話が分からず混乱した。また、世界観もよく分からない。なんか超能力を使う人がいる。
 
 主人公サイドには男性が3人所属しているのだが、顔が似ているうえ、全員ガンダムに乗るので、誰がどのガンダムに乗っていて、誰が誰と戦っているのか把握できない。

















 最後の戦いの前にガンダムを乗り換える。たぶん、TV放送時に出てきた劇中最強ガンダムで、ファンからすれば、熱いシーンだと思うのだが、SEEDを見たことない私には、さっぱり分からない。

 ガンダムの武装を知らないので、ガンダムが攻撃しても、その攻撃が強いのか、弱いのかも分からないので、盛り上がりに欠ける。戦闘シーンの見せ方もガンダムUCのほうが上手いと思う。

 

 ガンダムSEEDファン向けの映画であり、ガンダムSEEDを知らない人が観る映画ではない。




















 「ハイキュー」


  ヤフー評価 4.6    私の評価 1.8




簡単なストーリー紹介


 からす高校と猫高校がバレーボールの試合をする話。
















  ハイキューは、3巻分ぐらいはジャンプで読んだことがある。TV放送は一度も見たことがない。こちらもヤフー評価が高かったので、観てみた。

 ガンダムSEEDよりは話が分かりやすいが、私はバレーのルールがよく分かっておらず、何点取れば勝ちなのかも知らなかった。

 バレーボールほどルールが変わったスポーツはない。私が子供ものころのバレーボールは、サーブ権が無い方は点数が入らず、ボールを蹴ることは反則であった。

 さらにリベロが追加されたことでコートでのプレイヤーが1人増えていることには驚いた。プレイヤー人数が変わったスポーツなど聞いたことがない。

















 ハイキューの映像や動きは普通。TV放送を観てないので、比較はできないが、映画だから特別に映像に力を入れているとは感じられない。

 映画版ハイキューは、オリジナルのストーリーではなく、漫画版と同じ展開をしてると思う。多分、漫画の方を読んだ方がおもしろいと思う。

 ご丁寧に次の試合の予告をして映画が終わる。急に知らないキャラクターが出てくるので、不自然な感じがした。ハイキューファン以外は観なくていい映画だと思う。

 
 
















 「52ヘルツのクジラ」


 ヤフー評価 3.9      私の評価 1.2




簡単なストーリー紹介


 虐待を受けてきた女性が、虐待を受けている少年を保護する話。

















 本屋大賞を取った小説の映画化。小説は、綺麗な文章を書く作者、といった感想。虐待、LGBTを扱った作品で、やや重たい話ではあるが、おもしろかったため、映画化ということで公開日に映画館で観た。

 映画の感想としては、まあ、クソ映画ですわ。まず、主人公演じる杉咲花の演技が下手で、かなり気になる。ミスキャストだと思う。

 脚本は小説から大幅に変えられていて、かなりの登場人物が削除されている。尺の都合上仕方ないところではあるが、小説であった細かい機微が映像で表現できておらず、観客に理解させるための説明的表現が多い。

 まあ、杉咲花の演技力では細かい機微を演技で表現することはできないので、説明的表現が多くなるのは、仕方ないところである。
















 よかったところは、オープニングで主人公2人が、iPodのイヤホンを片耳ずつ分け合い、録音された鯨の鳴き声を聞くシーンと、西野七瀬のミニスカート姿ぐらいのもの。

 全体的にダラダラしたシーンが続く、観る価値のない映画。映画代を払うぐらいなら、小説買って読んだ方が絶対マシだと思う。

















 「ドラえもん地球構想曲」


ヤフー評価 3.6    私の評価 3.5




簡単なストーリー紹介


 音楽が苦手な宇宙アメーバと音楽で戦う話。



















 ストーリーが雑で、伏線回収が雑。中盤に盛り上がりがなく、必要性を感じられない展開が続き、観ていて眠たくなる。

 また、のび太の笛が不愉快。劇中では、のび太が吹く笛の音を「のび太の、のの音」と表現していて、演奏中もピューピュー外れた音がしてうるさい。

 本来なら、最初は笛の演奏が下手だったのび太が、一生懸命練習して上手になったシーンを子供への教育のためにも描くべきだったと思う。

 しかし、「のび太の、のの音」は劇中で意味があり、「のの音」が出せなくなるとストーリー進行に支障が出てしまう。

 よって、設定上、のび太の演奏は最後まで下手なままである。しかし、最後の演奏では、なぜか「のの音」が聞こえない。

 また、「のび太の、のの音」の劇中の意味が、今までの苦労はなんだったんだ、とつっこみを入れたくなる意味の持たせ方なので、「のの音」のくだりはない方が良かったと思う。

















 これだけの酷評にもかかわらず、私の評価が高めなのは、最後の戦いの場面が良かったから。敵に押され、演奏が止まり、音の伝わらない宇宙空間に放り出される。

 この宇宙空間の場面は上映中、無音で話が進む。音のない世界で、皆で協力して演奏を続けようとするシーンは感動必至。上映中でも、たまに子供の声が聞こえてきたが、無音のシーンで声を出す子供はいなかった。

 

















 最後の戦いがよかったので、点数は酷評のわりに高くしているが、他の部分がつまらないので、おすすめができる映画ではない。

 また、私は最後の戦いをおもしろいと感じたが、音楽のみで戦い、バトルシーンがないので、いつものドラえもんが好きな人にはつまらなく感じるらしい。

 私の隣に座ってた3歳ぐらいの男の子がジュースのストローを笛に見立て、エンディング曲に合わせて、吹いていたのが、かわいかった。




















 「ゴールデンカムイ」


 ヤフー評価 4.1   私の評価 3.9




簡単なストーリー紹介


 複数人の背中の入れ墨の暗号を解いて、隠された金を見つける話。

















 英傑大戦でコラボをした作品。漫画はコラボ前から読んでいた。映画は観る気はなかったが、ヤフーの点数が高く、コラボもあったことで、映画を観に行った。

 あまり期待していなかったが、想像より面白かった。映画は日露戦争のシーンから始まり、杉本の不死身っぷりを観客に強く印象づける。

 映画版は、原作より早足で進むため、端折っている場面も多い。私はゴールデンカムイはゲオで、借りて1度読んだだけだが、ストーリー展開の早さは、あまり気にならなかった。


 














  ゴールデンカムイの映画の点数の高さには、俳優のキャスティングのうまさがあると思う。名前のテロップが出なくても登場人物が誰か分かり、キャスティングに違和感がない。

 特に舘ひろし演じる土方歳三が、実にかっこよく描かれてている。土方歳三が複数人を一気に斬りふせるシーンが素晴らしくかっこいい。

 アシリパさんは私の中では、中学生ぐらいのイメージだったので、宣伝でアシリパさんを見たときには、もっと可愛い子を選べばいいのにと思ったが、実際に映画を観ると、違和感のない、良いキャスティングだった。

















 ヒグマとの戦いはCGとは思えないほどの迫力があり、観ていてドキッとさせられた。ヒグマのシーンだけなら、「ゴジラ−1」にも負けてない。

 4点台をつけてもいいぐらいのおもしろさはあるが、私はゴールデンカムイの原作を読んでいる。原作を知らない人が観ておもしろいか分からないので、3.9点にした




















 「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」


ヤフー評価 4.1    私の評価 4.3




 簡単なストーリー


 現代に生きる女子高校生が第二次世界大戦末期の日本にタイムスリップをして、特攻隊の男に恋をする話。

 














 

 原作は小説。本屋がこの小説を推していたので、映画化される前に読んだ。私の読んだ感想は、「おっさんが読むのはきつい。」

 小説の作者のプロフィールは公開してないが、小説を読んだ感じでは、作者は20代女性。中学生ぐらいの女の子をターゲットにしていると思う。
 
 小説がいまいちだったので、映画版を観るつもりはなかったが、ヤフーの点数がやけに高かったので、観てみたところ、小説より明らかにおもしろかった。
















 主人公を演じるのは、福原遥。可愛らしい女優さんではあるが、物資が不足する第二次世界大戦末期の話であるので、現代風のメイクはしておらず、みすぼらしい衣装を着ているので、福原遥が可愛いから、という理由で観に行く映画ではない。

 タイムスリップした主人公は特攻隊員が通う食堂で働くことになる。最初は何とも思わないが、食事のシーンが何度か繰り返されるうちに感情移入し、特攻の前日の食事のシーンでは、特攻という作戦に対して憤りを感じるようになる。

 気になる点は、ピンチのときに特攻隊の男が都合よく主人公を助けに来るところ。ただ、ご都合主義は小説版の方が読んでいて気になり、映画版はご都合主義が薄まっているように感じた。
 

 最後のシーンは普通に泣けた。映画のテンポが良いので、観ていて眠くならない。映画館で観ても損はしない、おすすめの映画である。























 「君たちはどう生きるか」


ヤフー評価 2.9    私の評価 1.5




 簡単なストーリー紹介


 不思議な塔に迷い込んだ義理の母を助けに行く話。



















 アメリカのアカデミー賞の長編アニメ部門を取ってる作品。予算がなかったため、前代未聞の宣伝なし。公開日にはパンフレットもなかった。

 映画は非常に難解で、劇中に説明がないため、話がさっぱり分からない。登場人物が、なぜこのような行動をしているのか?が終始分からない。

 宮崎駿が不思議の国のアリスのような作品をジブリで作りたかったことは分かるのだが、いかんせん、説明不足なので、観ていて置いてけぼりにされている気分になる。

















 声優に俳優を起用しているので、演技が下手な人がいる。その中でも小さな女の子役の人の演技がひどい。多分、演じているのは、あいみょん。

 また、劇中に盛り上がるシーンが少ないため、観てると睡魔に襲われる。オープニングの火事のシーンが劇中通して、最も盛り上がる場面になる。

 マスコット的キャラが鳥なのだが、人に変化したときの見た目が不快感を受ける。なぜ、もっと可愛いキャラにしなかったのであろうか?



















 ネットで見た「君たちはどう生きるか」の私が共感できた感想は、




「千と千鶴の神隠しから、
      おもしろいところを除いたような映画。」

















 よかったところは、絵が綺麗。手書きの味わいは出てると思う。特に、火事のシーンと主人公が包帯に包まれるシーンの書き込みは、絵に興味のない私でもすごいと思った。
 

 主人公の男の子は子供時代の宮崎駿を投影しており、宮崎駿の子供時代の目線で戦争を描いている。宮崎駿の思想が多分に含まれている作品になってるらしいので、宮崎駿ファンには、すこぶる評判が良い。

 しかし、一般のひとやジブリアニメファンが観て、おもしろいと感じる映画にはなってないので、宮崎駿ファン以外には、おすすめはできない。

 ただ、おそらく、この作品が宮崎駿の最後の映画になると思う。アカデミー賞を取ったのも功労賞の意味合いが強い。おもしろい映画ではないが、映像はきれいなので、宮崎駿が嫌いではないのなら、映画館で観てもいいと思う。


















「ゴジラ−1.0」


 ヤフー評価 4.3    私の評価 5.0





簡単なストーリー紹介


 東京に現れたゴジラを駆除する話。






















 日本のアカデミー賞の最優秀賞、アメリカのアカデミー賞で日本映画で初の映像賞を取った作品。
 
 映像は非常に綺麗。戦闘機にややCGっぽさが残るが、他のシーンは実写と区別がつかない。日本映画のCG技術もここまできたか、と驚かせる。

 ゴジラが口から吐く光線は核兵器を彷彿させ、爆発時の映像の迫力には圧巻される。劇中を通して多くの人が亡くなっていることは分かるが、人が亡くなる映像は巧みに隠しているので、驚くことに年齢制限がない。

 よって、子供にも安心して観せることができる。ちなみに映画の鬼滅の刃はPG12の年齢制限がついている。

















 主人公を演じるのは、神木隆之介で演技は上手いと思う。物語は初代ゴジラより前の時代の話で、第二次世界大戦末期に主人公が特攻から逃げ出したところから始まる。 

 特攻用の戦闘機の不具合の建前で着陸した、島の修理工場でゴジラに襲われる。戦闘機に乗るも、ゴジラに恐怖した主人公は戦うことができず、多くの人が亡くなる。

 終戦し、戦後復興のさなか、あの時のゴジラが東京を襲ったため、退役した戦艦乗員を集め、ゴジラを討伐するのが、基本的なストーリー。














 特攻、ゴジラから逃げ出した主人公の葛藤と、ゴジラ討伐のため、主人公が、再び戦闘機に乗る覚悟を決めるところを描いた作品。

 ゴジラ討伐のため、かつての戦艦の乗員が集まり、「先の大戦とは違い、必ず死ぬ作戦ではない。」と再び戦艦に乗る決意をするシーンは胸熱。

 ハリウッドほど、CGに予算をかけることができないので、海のシーンは実際に海に出て撮影して、別撮りの海のシーンは、俳優さんが波に揺れる演技をしているそうだ。

 ゴジラのテーマである「核への怒り」の表現はできており、緊迫感のあるシーンが何度も続くので、観ていて眠たくならない。






















 気になった点は、船上クレーンが倒れるシーン。通常、クレーンが倒れる前に、ワイヤーが切れるか、船がひっくり返るので、クレーンが倒れることはない。

 また、倒れたクレーンを横に引っ張っても上がってはこない、等ツッコミどころはあるものの、映画として、十分楽しめるようになっている。

 



















 「ゴジラ−1」は文句なしに、おすすめできる映画。いろんなひとに勧めて観てもらったが、老若男女問わず、皆、おもしろかったと言っていた。

 ちなみに、私が過去に5点をつけた映画は、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「君の名は」「映画ドラえもん ペコと5人の探検隊」そして「ゴジラ−1」である。



















 「オッペンハイマー 」



ヤフー評価 3.5    私の評価 1.0



 簡単なストーリー紹介

 原爆開発の父オッペンハイマー が原爆を開発する話かと思いきや、オッペンハイマー が諮問を受ける話。

















 アカデミー賞受賞作だったので、観てみたが、まあ、クソ映画ですわ。原爆開発と諮問会の2部構成だが、諮問会がメインの話になる。

 難解な映画を作ることで有名な監督らしく、話が非常に分かりにくいうえ、登場人物が多くて覚えられない。映画は3時間もあり、私が観たことがある1本の映画の中では最長。ひたすら会話劇が続くため、眠気との戦いになる。

 映画開始2時間あたりで核実験シーンが入り、ようやく終わったと思ったら、残りの時間は諮問会のダラダラとした会話劇が続く。














 諮問会はどうなれば、オッペンハイマー の勝ちになるのか分からず、出てきた証人がオッペンハイマー の敵か味方かも分からなかった。

 過去と現在の話が入り乱れ、時系列が理解しづらく、過去のシーンなのか、物語中の今のシーンなのかが分かりにくい。

 また、謎のエロシーンがあって、無駄に対象年齢が引き上げられてる。まあ、ひたすら眠たくなる映画なので、眠気覚ましにエロシーンを入れたのかもしれない。

 原爆の実験のシーンでは爆発の映像はあるが、ゴジラの光線を吐くシーンの方が映像に迫力があるため、ゴジラを観た方が核の恐ろしさを感じられてしまう。













 良かったシーンは、オープニングで不安を駆り立てる音とともに原子が動く映像が流れるところ、と原爆の投下が成功したあと、オッペンハイマー が演説を行うところ。

 演説のシーンはヒロシマ・ナガサキへの原爆投下が成功し、熱狂する観客と原爆開発を後悔するオッペンハイマー の対比が描かれている。

 アメリカでは「原爆の使用は正しかった」と考える人も多いため、アメリカの国民感情に配慮して、原爆投下の被害を直接描く映像はない。

 ただ、原爆の被害状況を知り、肩を落とすオッペンハイマー や、嘔吐する科学者が描かれているので、原爆を肯定している映画ではない。
















 史実のオッペンハイマー は原爆開発後、核兵器反対派になっている。水爆の開発に反対したこと、共産党員と付き合いがあったことから、ロシアのスパイの疑いをかけられ、オッペンハイマー は公職を追放されている。

 映画で描かれる諮問会は、このオッペンハイマー を公職から追放するための諮問会である。

 なお、2022年に、オッペンハイマー の公職追放の処分は「偏見に基づく不公正な手続きであった」として、アメリカ政府によって処分は取り消されている。
 

 以上のことにより、映画オッペンハイマー は、まったくおすすめできない。それでも観たいのなら、3時間も字幕を読んでいられないので、吹き替えで観た方がいいと思う。
 















           まとめ



    女の子を映画に誘う前提で考える。


 まず、TV放送をしていた作品を映画化したものは、基本的に、その作品のファンが観るものなので、原作のキャラクターを壊すようなことをしない限りは、評価は高くなる傾向があるので、点数はあてにならない。

 また、TV放送作品の映画は、原作を知っている前提で話が進むので、内容が理解できないことが多い。映画に誘う女の子が、その作品のファンでない限り避けた方が無難である。

 鬼滅の刃、呪術廻戦0のような話題になるぐらいおもしろい映画なら、原作を知らない女の子を誘っても問題ないが、「原作を知らなくても、楽しめる映画であるか?」を客観的に判断する必要がある。

















 最も女の子を誘ってはならない映画は「オッペンハイマー 」

 アカデミー賞を取った作品であることを理由にして、女の子を誘うと地獄をみる。無駄に長く、眠たくなるうえ、エロシーンがあるので、女の子と観ると気まずくなること間違いなし。

 私の感覚だと映画オッペンハイマー の鑑賞は嫌がらせに近い。たぶん、その女の子は2度と映画に付き合ってもらえないと思う。

 もし、監督のファンでオッペンハイマー が観たい、という奇特な女の子を誘う場合は、事前に映画を観たあと、分からないところを調べてから女の子と観るようにする。

 事前知識が無いと、映画後の会話が続かないし、事前知識が無いと、映画中に寝てしまい、女の子を怒らせることになると思う。














 ゴールデンウィークに観たい、おすすめの映画は「ゴジラ−1」「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」の2つ。

 女の子を映画に行ったとき、上映中に寝てしまうと、お互い気まずくなるので、観に行く映画は眠たくならないことを最重視した方が良い。

 「ゴジラ−1」「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」の2つは観ていて眠たくならない。また、話が上手くまとまっており、感動する映画なので、女の子の評価は上がると思う。

 また、どちららの作品も緊迫感のあるシーンがあり、観ててドキドキするので、吊り橋効果も期待できる。

 















 「ゴジラ−1」はアカデミー賞を取っていることを観る理由にすると、女の子を誘いやすい。

 また、「ゴジラ−1」と「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」の2つを提示して、女の子に選んでもらっても良い。「どちらでもいい」と言われたら「ゴジラ−1」にしておけば間違いはない。







 長々と書いてきたが、ようするに、私が言いたいことは・・・

























「ゲームばっかりしてないで、
            女の子誘って映画に行け」













 おしまい



 
更新日時:2024/05/03 10:56
(作成日時:2024/05/03 05:36)
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