しょうねん♪スリーブ　レビューと考察

皆様、初めまして！8DRIと申します。
普段は関西でプレイしている者です。大戦シリーズは2から触っていますが、英傑大戦で本格参戦しました。
よろしくお願いします。

記事の概要
今回は、普段愛用しているスリーブのレビューをさせていただきたいと思います。
紹介させていただくのは「しょうねん♪スリーブ」という商品です。
軽く説明させていただきますと、大戦プレイヤーの輝源氏さんが商品開発を手掛けている大戦プレイヤー向けスリーブです。↓ GIGOさんの一部店舗などでも取り扱いが始まっており、既にお使いの方もいらっしゃるとは思いますが、個人的な考察を交えながらその長所を軸にレビューさせていただきたいと思います。

しょうねん♪スリーブの強み
しょうねん♪スリーブの強みは「裂けにくく、耐久性が公式スリーブに比べて高い」というのが長所です。
自分自身も大戦の過去作でスリーブが裂けてしまうという事態を経験していますが、しょうねん♪スリーブはプレイ頻度や回数が過去作より増えているにも関わらず、裂ける経験はありません。
しかし疑問に思いませんか？
「しょうねん♪スリーブは何故、裂けにくいのか」

左が公式スリーブ・右がしょうねん♪スリーブ

ぱっと見サイズしか変わらず、使われてる素材もPPとCPP（PPの種類の一つがCPP、公式スリーブも恐らくこれ？)、個人的にはあまり差があるようにも感じられません。
ただ、2つほど明確に違う点を見つけたので、それをご紹介させていただこうと思います。
ここまで引っ張ってなんですが、あくまで考察の一つなので気楽に読んでください。

しょうねん♪スリーブの秘密？
さて、しょうねん♪スリーブの違う点は2つ。「スリーブの接着部分」と「サイズ」です。
私としては「この内の一つ、サイズがスリーブの剛性に影響しているのではないか」と考えています。

まず「スリーブの接着部分」ですが、（写真では分かりにくいのですが）しょうねん♪スリーブが明らかに太くしっかりとしたものになっています。
公式スリーブのものにも接着部分があり、反射によっては太いものに見えるのですが、しょうねん♪スリーブのものより目立たないようになっています。
ただ、これは仕上げの関係でこう見えるだけなのか、つまり実際に強度が増しているのかが分かりづらく、説得力にやや乏しいと感じました。

そこで次に挙げるのが「サイズ」です。
「剛性に関係あるのか？」と思われるかもしれませんが、ここで見ていただきたいものがあります。


上から公式スリーブ・未使用しょうねん♪スリーブ・数回使用のしょうねん♪スリーブを指で押さえて擦った断面図

上の図はカードをスリーブに入れ、指で擦ったときのスリーブの断面図です。
しょうねん♪スリーブの断面図（赤線）に比べ、公式スリーブは大きく開口しています。
普段ゲームをしている際、盤面に置いてカードを擦りますよね？当然、摩擦抵抗や摩擦熱も盤面とスリーブの間に発生しているはずです。
「カードを動かすほど、熱や抵抗が発生し、こうした捩れによって接着部分に負荷がかかり、裂ける原因になるのではないか。」
「そしてしょうねん♪スリーブの場合、サイズが小さい分、そうした力に対して耐性があるのではないか。」
と、いうのが私の考察の結論です。

しょうねん♪スリーブの弱点
ただ、どうしてもカバーしきれない部分が生じてしまいます。「カード保存」です。
あくまでプレイ用のスリーブなので、観賞用には公式スリーブのほうがいいかも知れません。ダブりカードなどの保存は公式スリーブでやっています。
また既存のローダーにいれて使用すると、やや隙間が出来てしまい、しょうねん♪スリーブの利点であるぴったりサイズということが活かせませんでした。


…そう、今までは。


あとがき
読んで楽しんでいただけましたでしょうか？
自動車の剛性の考え方を真似て理屈付けした分、こじつけなような気もしますし、反論や異論は出てくるかもしれません。
理系でもない自分にはこれぐらいが限界です。真の結論は「わからん」かもしれません。

次回はしょうねん♪ローダーの考察をしようと思います。今週末のテストプレイを予定しています。
私の見通しでは（ちゃんと理由がありますが）辛口評論になる…かも？
あとしょうねん♪スリーブへの要望として、「マットスリーブを作って欲しい」と思っています。
恐らく輝源氏さんにも読んでもらえてる（と思う）ので、ご検討よろしくお願いします！

最後にここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました！